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【こち亀】137巻の全話あらすじ紹介 本田の妹夫婦の海外移住計画で本田ショック! 両さんが16頭の競走馬の馬主に

 

こちら葛飾区亀有公園前派出所」137巻の収録全話のあらすじを紹介していく。

(2003年11月発売)

こちら葛飾区亀有公園前派出所 137 (ジャンプコミックスDIGITAL)

●お祭り刑事登場!!の巻

 

ストーリー

五月からは下町の夏祭りが始まる次期なので、両さんが上機嫌になる季節。
そんな季節の派出所に特殊刑事課からお祭り刑事がやってくる。警視庁の機動隊のエリートたちが担ぐ神輿に乗ったお祭り刑事。
ATM機を丸ごと重機で盗む強盗団を、お祭り刑事はローラーブレードを履いた神輿で追いかけ、神輿に搭載したミサイルで撃退。そんな中、ライバルのお祭り強盗が銀行に現れたとの一報が入る。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、お祭り刑事

 

特殊刑事課のお祭り刑事の話。神輿のかけ声は「ワッショイ」では、と疑問を呈す両さんに対し、「ソイヤでいいだろ!」とお祭り刑事は神輿を担いだ一団で両さんを踏みつけにして丸め込む。相変わらず特殊刑事課の刑事は強引な人ばかりだ。
お祭り刑事は夏祭り限定の活動で、普段は神社の蔵で待機しているらしい。

 

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●レモンのプレゼント!の巻

 

ストーリー

5月10日は夏春都の誕生日。檸檬は誕生日プレゼントに、思い出の味のきんつばを作ろうと考えるが、そっくりな味のきんつばが作れず困っていた。
檸檬も知っている味なのだが、檸檬の表現は抽象的過ぎて、具体的な味が分からない。和菓子の得意な早矢の協力を得て、早矢と檸檬は二人できんつば作りに挑む。

 

主な登場人物

両津勘吉擬宝珠檸檬、擬宝珠纏、擬宝珠夏春都、擬宝珠夜婁紫喰、擬宝珠蜜柑、擬宝珠桔梗、磯鷲早矢

 

夏春都の誕生日プレゼントに檸檬きんつば焼きを作る話。檸檬の味の表現は抽象的過ぎて両さんや纏には理解不能だったが、早矢には充分に伝わっていた。早矢の自宅で二人がきんつば作りに挑んでいる間、両さんと纏はヒマつぶしをするのだが、囲碁はあるが将棋はないので、碁石でムリヤリ将棋を指していた。
ちなみに両さんの誕生日プレゼントは「かた たたき券」だった。夏春都は100歳を過ぎているのに、盆栽の趣味は老後のためにとっておいているらしい。

 

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●ラジコンゴルフ大会!の巻

 

ストーリー

ラジコンで動かせるゴルファー人形を使ったゴルフゲームを買った両さん。派出所内で中川、麗子とプレイしていると、本田、ボルボ、左近寺も訪ねてきたので、みんな一緒に亀有公園でプレイすることに。
ラジコンのゴルファー人形が同じスペックなので、差が付きづらいとみた両さんは、自分の人形だけこっそり改造してパワーアップさせる。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、本田速人ボルボ西郷、左近寺竜之介

 

G.I.ジョーくらいのサイズのゴルファー人形をラジコンで操作するゴルフゲームの話。両さんは自分の人形だけ改造したせいで、逆に上手く動かなくなってしまう。
6人とも派出所をカラにして公園でゴルフゲームに興じているが、仕事をしていないと住民からお叱りの通報が入っていそう。

 

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●爆走神田祭の巻

 

ストーリー

神田祭の日が近づいてきて、祭り好きの両さんは氏子組頭になり、実行委員会を取り仕切って準備を進めていた。
祭りの当日、2003年が江戸開府400年の年に当たることから例年より大盛り上がり。実行委員の両さんはさらに盛り上げるべく、大伝馬町から神田明神の宮入りまでの競争をする神輿のキャノンボールを企画。

特殊刑事課のお祭り刑事まで飛び入り参加し、激しいレースとなる。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一ボルボ西郷、左近寺竜之介擬宝珠檸檬、擬宝珠纏、擬宝珠夏春都、擬宝珠夜婁紫喰、擬宝珠蜜柑、擬宝珠桔梗、お祭り刑事

 

神田祭を神輿で爆走する話。前半は、祭りの準備や祭りを前に酔いつぶれる両さんの様子が描かれ、中盤から神輿キャノンボールの展開となる。
元々は浅草の出身で神田の人間ではないのだが、町会長補佐見習いから氏子組頭、連合総会長と両さんは神田でどんどんと出世していた。

 

神田祭 - Wikipedia

 

天下祭読本―幕末の神田明神祭礼を読み解く (神田明神選書)

●部長の三味線チントンシャンの巻

 

ストーリー

署長から警視庁の集まりの余興で三味線をひいてくれないかと頼まれた部長。実際はひけないのだが、早矢から個人授業を受けられる好機と、署長の申し出を受ける。
しかし、肝心の早矢は武道の合宿で長期の有休、他に三味線をひける纏も夏春都も旅行で不在。途方に暮れる部長だったが、目の前には三味線をひける両さんの姿が。プライドを捨て両さんに頭を下げて教えを乞う部長。両さんは叱られた腹いせを兼ねた稽古を行う。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、磯鷲早矢、屯田五目須(署長)

 

両さんが部長に三味線を教える話。三味線の基本はエレキギターなどのデマカセを教えるだけでなく、ロボットやチンパンジーを講師として迎える。
メチャクチャな稽古ばかりなのだが、それなりにひけるようにはなっていたようなので、効果はあった模様。
両さんにヒドい目に遭わされたものの、部長の激怒オチはない。

 

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●本田くん川崎くんの巻

 

ストーリー

本田の妹・伊歩は同じ大学の川崎と学生結婚。
その川崎夫妻が卒業後、砂漠の植樹活動のために南アフリカに行くとの計画を聞いた本田はショックを受ける。
両さんは、二人が海外に行かずにすむように仕向けるアイデアとして、川崎に本田の実家の本田輪業でバイトをさせ、そのままバイク屋を継がせることを提案。両さんが言葉巧みに川崎を本田輪業のバイトに就かせるが、本田の父はカワサキ党、川崎はホンダ党なので、一緒に働かせるのに四苦八苦する。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、本田速人、本田改造、川崎(本田)伊歩、川崎瀬刃、本田門樹

 

本田の義弟・川崎を本田の実家でバイトさせる話。123巻「伊歩の結婚の巻」で結婚した二人の後日譚となる。本田・父は優等生的なところがあるためホンダ嫌い、川崎は不良のイメージがあるからとカワサキ嫌いになっていた。
バイクの好みが正反対の義父子の二人だが、カワサキA1の事故車をホンダのキャブを使って直す作業を通じて、距離を縮めていく。
ラストで本田がアフリカに行くことになるが、この設定はなかったことになり、以降も本田は白バイ警官のままだった。

 

カワサキ・250A1サムライ - Wikipedia

 

昭和・平成の大型バイクと懐かし青春時代! 時代シリーズ

●気になる木!?の巻

 

ストーリー

町内の広場の土地が競売にかけられ、広場の中央にある大きな木を工事関係者が切り倒そうと計画していた。町会の人たちは思い出の木の伐採を阻止しようと、借金チャラを条件に両さんに依頼。
木の上に住み込んで、業者が来たら抗議し追い返す日々。町会や両さんの応援する人々からの支援物資で樹上の快適生活を楽しむ両さんだったが、工事業者が伐採を諦めたため、樹上にいる意味が無くなってしまう。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、本田速人

 

木の上で大木の伐採の工事業者に抗議する話。町会からは1日3万円分借金がチャラになる条件だったはずが、借金が無くなってからは1日プラス3万円を両さんは要求。木の上にテレビや風呂まで持ち込み、悠々自適な暮らしができるようになる。
タイトルの元ネタは、日立のCMソング。
物語冒頭、自給2000円の高額バイトを毎日2時間しているものの、お金が貯まらない様子が描かれる。原因は埼玉の工場までの電車賃やタクシー代などで、ほとんどバイト料が残っていないためだった。時には細かい計算も苦にしないのに、しばしば抜けているのも両さんらしい。

 

日立の樹 - Wikipedia

 

葉っぱで気になる木がわかる

●都会に泊まろう!!の巻

 

ストーリー

芸能人が田舎の見ず知らずの家を訪ねて泊めてもらう番組を見ていて、どうして東京ではロケしないのかと疑問を呈する両さん。この番組のスポンサーが中川の会社だったことから、両さんは都会に泊まる企画を通す。
両さん、中川、麗子、寺井の四人が五本木ヒルズ高級マンションの部屋をアポなしで訪ね、ポイントの高い行動を取った人には賞金100万円がもらえることになる。外国人も多く住むマンションで、中川と麗子はあっさり部屋に通してもらえるが、両さんと寺井はなかなかオートロックの先に進めない。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、寺井洋一

 

テレビ番組「田舎に泊まろう!」の企画を都会バージョンで行う話。両さんは外国人の部屋に入ることに苦戦するが、いったん中に入ると持前のコミュ力で、我が家同然にくつろぎ出していた。一方、寺井は暴力団組長の部屋を訪ねてしまう。警察官が暴力団と親交を深めると問題があるのだが、作中では不問。
170巻「部長の家に泊まろうの巻」では、同じような番組企画で男性アイドルが部長の自宅を訪ねてくる。秋本先生は「田舎に泊まろう!」がお好きなのかもしれない。

 

田舎に泊まろう! - Wikipedia

 

こちら葛飾区亀有公園前派出所 170 (ジャンプコミックスDIGITAL)

●馬い話には気をつけて!の巻

 

ストーリー

両さんは競馬場で予想屋の仕事をするくらい競馬好き。
そんなに馬が好きならと、両さんは部長に警視庁の馬を世話する仕事を命じられる。警視庁のパレードのために「騎馬隊」として馬を飼育しているのだった。
馬の世話は激務だったが、その馬たちが競走馬を引退した馬だと知ってから、両さんは大喜びで世話をするように。馬たちがまだまだ走れると考えた両さんは、正体を隠してレースに出すようになる。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、本田速人、寺井洋一、磯鷲早矢

 

両さんが警視庁の馬を鍛えて競馬に出す話。現実の警視庁騎馬隊の馬も元・競走馬であることが多い。150巻「ワシ流競馬道!!の巻」で「タニマチ」という馬が登場するが、この話で出てくる馬は「インターワン」「マルチダレディー」「グレイスサクラ」「タニノハヤテ」などで「タニマチ」の名はない。
表紙は両さんが使い捨てカメラで自撮りする三コマ漫画になっている。

 

馬の紹介 警視庁 (tokyo.lg.jp)

 

こちら葛飾区亀有公園前派出所 150 (ジャンプコミックスDIGITAL)

個人的オススメは、ムチャクチャな三味線指導の「部長の三味線チントンシャンの巻」、

両さんが他人の家で我が物顔でふるまう「都会に泊まろう!!の巻」。

 

「本田くん川崎くんの巻」は123巻で結婚した本田の妹夫婦の話だが、結婚したのが10巻以上前で、結構、期間が空いての話になっている。

その後、この夫婦の話は出てこないので、幸せになったかは分からない。

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