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【こち亀】169巻の全話あらすじ紹介 時給2万円のバイトは宇宙のゴミ拾い

こちら葛飾区亀有公園前派出所」169巻の収録全話のあらすじを紹介していく。

(2010年4月発売)

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●主役はワシだ!の巻

 

ストーリー

こち亀」がテレビドラマ化。しかし、女性視聴者層を取り込むのに、不細工な中年男性がメインではよろしくないと、ドラマスタッフは主人公の両さんの役を中川に、二番手の部長の役を麗子が演じることにする。代わりに両さんは中川の役を、部長は女装して麗子の役を演じることに。両さんと部長は、劇中で二人コントを演じたり、過酷なロケをさせられたりするが、本編ではカットされ、ほとんどオンエアされない。両さんはそれでも、カットされないように入り込もうとする。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子

 

こち亀」がテレビドラマ化する回。とはいっても、実際にTBSでドラマ化された香取慎吾主演のドラマの話ではなく、架空のドラマ。主役の両さんがイケメンに替えられるという内容は、実在ドラマに対するブラックジョークか。マンガ作中のドラマは、両さん役の中川と部長役の麗子のラブストーリーになり、DVD化された設定。

 

こちら葛飾区亀有公園前派出所 (テレビドラマ) - Wikipedia

 

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●カメラ イン ボールの巻

 

ストーリー

水元公園でどんぐりを拾って食べた両さんは、腹痛を起こす。胃カメラを嫌がる両さんだったが、中川の説得でカプセル内視鏡にて検査をする。その内視鏡を改造し、両さんはボールにカメラを内蔵、ボールが回転してもジャイロ構造でカメラの視点は安定、ボール内部からの視点で360度パノラマ映像が撮影可能というものだった。それをバレーボールなどの競技に導入し、ボール視点の迫力ある映像を撮影するのが目論み。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、法条正義

 

カプセル内視鏡からボールにカメラを内蔵した「カメラ イン ボール」を開発する話。特許を取るのに、競技ごとの申請が必要となるため、様々なボール競技の数だけ申請することになり四苦八苦する。
ちなみに内視鏡で検査した両さんの胃腸はまったく異常がなかった。
この回で中古で購入したスズキツインに乗って法条が現れるが、その後、このツインは電気自動車に改造され、192巻「軽スポーツカー時代の巻」で売ることになる。

 

カプセル内視鏡 - Wikipedia

 

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●下克上ずもうの巻

 

ストーリー

テレビのバラエティ番組「勝ち抜き 下克上ずもう」。同じ会社の社員がすもうを取るのだが、平社員から社長までが取り組みを行い、上下関係を抜きに真剣勝負をするのが見どころ。だが、実際は上司のささやき攻撃に部下が屈してしまい、下克上が起こりにくい。その「下克上ずもう」が警視庁で行われることに。金のためなら上司をぶん投げることもまったく躊躇しない両さんは勝ち抜きを繰り返し、警視総監と対戦することになる。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、本田速人屯田五目須(署長)、警視総監

 

上司と部下がすもうを取るテレビ番組に両さんが挑む話。両さんは署長とは対戦するが、部長と対戦するシーンはなかった。
麗子はこの話で、なぜか3週間もフランスでバカンスをとっており、オチのシーンだけ登場する。

 

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●日本全国花見休日の巻

 

ストーリー

予算の不足を理由に新葛飾署の花見が中止に。激怒した両さんは、路上でのアジテーション演説、新聞への投書と、花見中止への抗議をする。マスコミの前でも訴えを行い、テレビのニュースにも取り上げられたことから、署長もついに折れ花見を認めることに。花見中止を撤回させることに成功したが、両さんの演説を見ていた労働団体春闘でも演説してくれるよう依頼。両さんは「花見の期間は花見したってええじゃないか‼」と熱弁。日本中の企業の労働者が、仕事を休んで花見を始めてしまう。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、屯田五目須(署長)

 

署の花見中止の撤回を求めていたはずが、日本中の企業に飛び火する話。日本のあちこちで花見祭りが3日3晩続き、経済はメチャクチャ、150兆円の損失を出すことになる。

 

ええじゃないか - Wikipedia

 

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●2009年宇宙の旅

 

ストーリー

祖父の勘兵衛から時給2万円の大掃除のアルバイトを頼まれた両さん。高額な時給に仕事内容も聞かされないままついていくと、ロケットの中に入れられ、宇宙空間に打ち上げられてしまう。実は大掃除のバイトとは、使用済み衛星と宇宙ゴミの回収が仕事だった。使用済みの衛星の軌道を変え、大気圏に落として燃やすのだが、使用済み衛星だけでなく、現役の観測衛星もあり、両さんには区別がつかない。ケータイで連絡を取りながら、両さんは仕事を続ける。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一本田速人、乙姫菜々、両津勘兵衛

 

宇宙空間で宇宙ゴミなどの掃除をする話。宇宙ゴミの掃除で貢献する一方、稼働中の衛星を大気圏に落としてしまったり、観測衛星の軌道を変えてしまったりと、国際的な被害も出してしまっていた。当初は勘兵衛に雇われてのバイトだったが、NASAなどから宇宙ゴミ回収の仕事を請け負うように交渉し、独立して「宇宙ゴミ回収屋」となった。

 

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●石(ロック)!採掘王の巻

 

ストーリー

派出所に大きな石が届く。両さんは、自分が碁石の作成用に台湾から注文した油石だと思って削り出すが、実は部長の注文した高級な菊花石だった。両さんは代わりの石を探しに、インチョキ堂の主人と共に岐阜県の根尾谷に向かう。目当ての石はなかなか見つからなかったが、ついに巨大な菊花石を発見。その石を渡すことで部長の怒りは回避。石が売れることを知った両さんは、インチョキ堂と石の採掘ツアーに行き、加工を施しながらも自然石と偽装して販売する。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、インチョキ堂主人

 

高級な石の採掘をする話。菊花石の採掘に行ったはずが、信長の埋蔵金を求めてエロ本を掘り当てたり、松茸を探したりと、本来の目的とは違うことに気を取られてしまう。根尾谷の菊花石は、特別天然記念物に指定されているため、実際には採掘は禁止されている。作中でも、そのことは触れられているが、禁止区域からは外れているという設定になっている。

 

菊花石 - Wikipedia

 

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●大江戸三社祭の巻

 

ストーリー

浅草の三社祭にやってきた纏と両さん。二人は、神輿に乗る輩を注意しに来たのだった。昨年、神輿に乗ることが禁止されているにも関わらず、神輿に乗った逮捕者を出したため、宮神輿が中止になった経緯からのことだった。しかし、「乗ろう会」の会長・神輿乗男(みこしのるお)は禁止されている神輿に乗ろうと企てる。

 

主な登場人物

両津勘吉、擬宝珠纏、擬宝珠夏春都

 

三社祭の神輿に乗る輩を注意する話。神輿の担ぎ棒に乗ることは禁止されており、2008年に逮捕者が出たのは実際の話。神輿乗男(みこしのるお)は暴走族をしていたこともあるが、彼いわく女性からの「あの人 悪(わる)よ」という軽蔑の視線がハイヒールで踏まれている様な充実感を感じさせるらしい。

 

三社祭 - Wikipedia

 

浅草三社祭、2008年の宮出しは取り止め - ウィキニュース (wikinews.org)

 

江戸神輿【電子書籍】[ 小澤宏之 ]

 

●オーラ測定機の巻

 

ストーリー

芸能人はオーラがあると俗に言うが、そのオーラを測定する機械を中川の会社が開発。中川は芸能人でもないのに芸能人オーラ98%、麗子はフェロモンオーラ100%、部長は偉人オーラ92%の一方、両さんはエロオーラが359%。警察官としてよろしくないと、署長命令でエロオーラを消すために滝行をしたり、女人禁制の監獄生活をさせられる。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、本田速人、法条正義、屯田五目須(署長)

 

怪しげなオーラ測定機の話。両さんはエロオーラが高い反面、芸能人オーラマイナス50%。しかし、他の回では両さんがテレビなどで人気者になる回もあるので、とてもマイナスだとは思えない。この機械で、法条は負のオーラ99%、芸能人オーラマイナス100%だった。

 

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●ネオポリスロボの巻

 

ストーリー

日本の犯罪の凶悪化を防ぐために、「警視庁近未来機動隊」が実地テストとなり、両さん、中川、麗子、部長、本田の五人がテストのメンバーとなる。ガンダムのような巨大ロボットに乗る両さん、中川、麗子、本田に対し、部長は球体に足が付いただけのシンプルなデザインだった。そんな近未来機動隊に初出動の緊急連絡が入るが、仕事は工事現場の誘導係。嫌気のさした両さんはサボって競馬に行ってしまう。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、本田速人、警視総監

 

ガンダムのような人型巨大ロボットに乗って勤務する話。とはいえ、ロボットの姿で自転車に乗って、派出所に出勤、部長のいない間にプラモの組み立て、勤務をサボって競馬に行って部長に叱られる、と生身の日常とやっていることは変わりなかった。
扉絵に登場しているロボットはパトレイバーっぽいが、本編に出てくるロボットはそれより少し野暮ったいデザインになっている。

 

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「2009年宇宙の旅」「ネオポリスロボの巻」とSF(?)じみた話が2本掲載されている巻。

「2009年宇宙の旅」は続編として、179巻「時給2万円のバイトⅡの巻」があり、両さんは再び勘兵衛により宇宙に飛ばされることになる。

 

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