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【こち亀】170巻の全話あらすじ紹介 法条が「凄苦残念(すごくざんねん)」、寺井が「丸井ヤング館」に改名!

こちら葛飾区亀有公園前派出所」170巻の収録全話のあらすじを紹介していく。

(2010年6月発売)

こちら葛飾区亀有公園前派出所 170【電子書籍】[ 秋本治 ]

 

●部長の家に泊まろうの巻

 

ストーリー

芸能人が田舎の民家をアポなしで訪問し、宿泊のお願いをするテレビ番組のロケ隊が、部長宅に現れる。来たのが東京ドームを超満員にする大人気男性アイドルだったが、部長は彼を知らず、玄関先で歌を歌わせた上に説教。その様子がテレビで放送され、部長の顔にはボカシが入っていたものの大ヒンシュク。孫からも非難され落ち込む部長。両さんの指導の下、最新のアイドル事情を猛勉強し、次にアイドルが訪れた場合に備える。そんな部長宅に青年が訪れるが……

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、屯田五目須(署長)、大原良子

 

テレビ番組「田舎に泊まろう!」のような番組が部長宅を訪れたことから、部長がアイドルについて学ぶ話。ライブ参加、テレビの音楽番組の視聴、写真集やアイドル雑誌の購入、アイドルのブログチェックなどで、部長は渋谷の高校生とアイドルについて語れるまでになる。
AKB48ならぬAK47という名前がアイドルグループの名として登場するが、AK-47は旧ソ連軍のアサルトライフルのこと。

 

田舎に泊まろう! - Wikipedia

 

AK-47 - Wikipedia

 

中年がアイドルオタクでなぜ悪い!【電子書籍】[ 小島和宏 ]

 

●「改名くん」の巻

 

ストーリー

やることなすこと運がなく、夢も悪夢ばかりを見てしまう法条の相談に、両さんは厄払いを勧めるが、東京中の神社は既に参拝済み。開運の手段として、改名を思いつき、「開運 改名くん」という怪しげな機械で法条の名前と誕生日を入力すると、出てきたのは「凄苦残念(すごくざんねん)」という名前。次いで寺井の情報を入力すると「丸井ヤング館」と出てきた。区役所に行き、改名の手続きを行うと、丸井(寺井)は宝くじに当たり、住んでいる土地が高額で売れるなど開運に恵まれる。残念(法条)にも運が開けてきた。両さんもあやかって、「改名くん」に入力すると出てきたのは「間抜ケ クソ野郎」だった。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、本田速人屯田五目須(署長)、凄苦残念(法条正義)、丸井ヤング館(寺井洋一)

 

開運のために改名をする話。両さんの改名は、以降の話ではなかったことになるが、この話から丸井と残念は改名したままとなる。残念については、その後も自身がメインの話があったりと出番は割とあるが、丸井の出番はあまりなかった。
署長が「亀森鶴吉」→「屯田五目須」、本田が「本田川崎」→「本田鈴木」→「本田ヤマハ」→「本田本田」→「本田速人」と実は改名していることが明かされている。

 

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●マイホーム菜園の巻

 

ストーリー

派出所の敷地には麗子とマリアのミニ菜園があった。ハーブなどを育てているのだが、両さんには雑草にしか思えない。警察寮の屋上でも残念がミニ野菜を育てていることを知った両さんは、残念に高価なメロンを栽培するように強制。メロン栽培そのものは失敗するのだが、横で栽培していたズッキーニやゴーヤとメロンが交配。大量にメロンの実がなる突然変異が生まれる。大量に生産できるため、100円の安価で供給しメロン革命を起こそうとする。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、麻里愛、凄苦残念(法条正義)

 

両さんが菜園を始める話。ハーブなどの栽培を雑草と見なしていた両さんだったが、金になると聞かされ宗旨替えをする。メロン以外に、ハーブ、バナナ、蘭なども栽培するが、飽きてほったらかし状態になる。
前回の話を受けて、法条が残念に改名されているが、詳しい説明は省かれている。

 

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●空飛ぶ自動車の巻

 

ストーリー

中川航空開発研究所で空飛ぶ自動車を開発。見た目はアメ車のキャデラックだが、可変の翼が出てくるとジェットで飛行できる形態に変形する。この技術を応用し、両さんは空飛ぶタクシーを開発するが、署長にスピード違反を理由に叱られてしまう。次に両さんが開発した空飛ぶ自動車は観光バスだった。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、屯田五目須(署長)、丸井ヤング館(寺井洋一)

 

空飛ぶ自動車の話。空飛ぶタクシーについては、時速100キロで公道を走ることを署長に咎められるが、「100キロを超えると浮いて飛行機になるので道交法は適用されない」と抗弁。しかし、100キロへの加速までの時点でスピード違反だと、結局署長に叱られる。
この話では、空飛ぶ自動車に乗る両さんと中川が、アクアラインの渋滞を下に見ながら飛行する様子が描かれるのだが、この時代は民主党政権下で高速道路「1000円の日」だったことが言及されている。

 

空飛ぶクルマ - Wikipedia

 

高速道路無料化 - Wikipedia

 

空飛ぶクルマ 電動航空機がもたらすMaaS革命【電子書籍】[ 根津 禎 ]

 

●アキバ新商売の巻

 

ストーリー

本田の紹介から、秋葉原でマンガのアシスタントのバイトをすることになった両さん秋葉原にはマンガの作画用のレンタルルームがあり、何人ものマンガ家が詰めていた。さらに場所柄、メイド姿のアシスタントもレンタルできると知った両さんは、旅行会社とタイアップし、メイド付きの「漫画制作カンヅメツアー」を企画する。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、本田速人、雛野姫香

 

前半はマンガの作画用のレンタルルームの話、後半は両さんの企画する「漫画制作カンヅメツアー」の話。前半では、メイドアシスタントの代わりに両さんがリアルな戦車やライフルを作画し、マンガ家に驚かれる。後半は、両さんの企画するツアーの話だが、ぼったくりのヒドいツアーとなっている。

 

漫画アシスタントの日常【電子書籍】[ 大塚志郎 ]

 

●バラプリンスの巻

 

ストーリー

世界一のローザリアンを決めるコンテストは、中川の会社ら各社が協賛し、賞金総額は5億円。両さんは、バラに詳しい部長を説得し参加させる。和風の庭園にバラを加えるという両さんのアイデアに、部長の長年の盆栽経験を生かした栽培技術で見事に部長は優勝。両さんのプロデュースで、部長はマスコミに「バラ王子」として話題に。しかし、部長はそこで得た収益をすべてバラ愛好家の財団に寄付すると言い出す。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子

 

165巻「バラ色の人生の巻」に続く部長のバラの回。コンテストの暫定チャンピオンは「薔薇崎原夫(ばらさきばらお)」という適当な名前。チャンピオンとなった後の部長は、シルクハットにタキシード姿の「バラ王子」となり、世界中でバラ王子関連グッズが発売される。

 

ビギナーシリーズ はじめて育てるバラ【電子書籍】[ ブティック社編集部 ]

 

●モバイルゲーム王の巻

 

ストーリー

ミニゲームを自作できるDSの「メイドイン俺」にハマる両さんは、自分でミニゲームを50本制作。しかし、改めて冷静に自作のミニゲームを見直すと全然面白くない。新作を作るのも大変だと感じた両さんは、ケータイアプリで配信できるプラットフォームを作り、ヘッドハンティングしたクリエイターにゲームを作らせることに。両さんの作ったアプリは好調で日本中でダウンロードされ、会員数は1万人、1日の収入も300万円を超える。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、本田速人

 

ケータイアプリでミニゲームを配信する話。説明不要で遊べるシンプルなミニゲームなので、世界での配信を見据えると1日1800億円の収入が見込めるとの皮算用をしていた。

 

メイドイン俺 - Wikipedia

 

ゲームの作り方 改訂版 Unityで覚える遊びのアルゴリズム【電子書籍】[ 加藤 政樹 ]

 

●立体テレビ登場の巻

 

ストーリー

世界初の立体映像のデジカメを購入した両さん。子供のころの立体写真に始まり、3D映画などの立体映像について熱く語る両さんは、中川電機で家庭用の立体テレビを開発させようとする。立体テレビの開発だけでなく、中川テレビ局の方でも3D映像のコンテンツを充実させる。スポーツ中継で3Dの放送を開始。その後、ドラマ、囲碁将棋番組までも3D化させていく。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子

 

中川財閥の力を湯水のごとく使い、立体テレビを普及させる話。麗子に立体映像の熱さを語るだけで1ページ丸々使用し、実在のコダックステレオ、写ルンです立体写真、ニシカN8000、任天堂バーチャルボーイなどを紹介。ただ、現実には立体テレビは普及しなかった。
175巻「飛び出せ3Dの巻」でも立体テレビの話題は出てくる。
扉絵には「麗子 裸眼 3D(たぶん)カット」が掲載されている。

 

ステレオグラム - Wikipedia

 

3D立体映像がやってくる ーテレビ・映画の3D普及はこうなる!ー【電子書籍】[ 石川憲二 ]

 

●楽園のバカンスの巻

 

ストーリー

都会の喧騒を離れ、両さんは中川、麗子とモルディブにバカンスに来ていた。リゾート地の優雅さにのんびりしている両さんだったが、通天閣署一行の飛行機が突如現れ、バカンスは台無しに。通天閣署は、ポコペン国管理下の経済特区の島に悪徳会社を追ってきたのだった。国境を無視し、勝手な行動をとる通天閣署の捜査に、ポコペン国軍や米国の会社の傭兵が悪事の隠蔽のため軍を展開。両さん通天閣署と関わらずにバカンスを続けていたが、大規模軍事行動に巻き込まれたことに怒り、自身も参戦する。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、御堂春、芦原レイ、浪花署長

 

モルディブのバカンスを通天閣署のせいで台無しにされる話。相変わらず、大阪府外であっても問答無用で通天閣署は活動をしている。今回もオチは両さんが被害を被るのだが、最後以外は単にリゾート地で楽しんでいただけなので哀れ。

 

バリ&モルジブ旅行記【電子書籍】[ 銀色 夏生 ]

 

この巻から法条と寺井の二人が改名。

100巻以上も前から登場している古参のキャラなのに、扱いが悪い。

改名後に比べて、改名前の期間の方がはるかに長いので、オールドファンは改名したことを知らない人も多いのではないだろうか。

 

改名後、寺井(丸井)の出番はほとんどないので、開運につながった気はしないが、マイホームが悲惨な目にあう機会もなくなるので、そういう意味では運が良くなったのかもしれない。

 

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