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【こち亀】176巻の全話あらすじ紹介 知ったかぶりの雑学(ざつまなぶ)巡査登場

こちら葛飾区亀有公園前派出所」176巻の収録全話のあらすじを紹介していく。

(2011年8月発売)

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●疾走ミニ3駆の巻

 

ストーリー

寮で両さんと本田がミニ四駆の話で盛り上がり、同室にいた残念にも話を振ると、自分はミニ3駆で遊んでいたと答える残念。スーパーカーケシゴムではなくスーパーカー砂ゴム、キン肉マンケシゴムではなくキン肉マンねりゴムで遊んでいたと語る残念の話を裏付けるため、残念の実家の三重県に残念の電気自動車ツインで向かう。

 

主な登場人物

両津勘吉本田速人、凄苦残念(法条正義)

 

謎のおもちゃで遊んでいた残念の話。残念の実家の近くにパチ物の製品を作っている工場があり、それが地元の駄菓子屋で格安で売られていたので、幼少期の残念たちはパチ物のおもちゃで遊んでいたのだった。残念の実家で家族にも会うが、母、弟、犬の顔が残念にそっくり。

 

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●下町タワーの巻

 

ストーリー

磯鷲家の執事の彦兵衛が京都から東京見物に来るので、スカイツリーを案内して欲しいと頼まれた両さん。展望台建設途中のスカイツリーを中川のヘリで上空から見物していると、両さんの友人の松戸がクレーン作業をしていた。両さんは松戸に地元を案内してもらう。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、磯鷲早矢、彦兵衛、松戸半次

 

建設途中のスカイツリーの話だが、スカイツリー本体よりもその周囲の下町の話題の方が多い。磯鷲家の彦兵衛は京都から東京に来るのに馬で数日かけて来ようとしていたため、中川の大型ヘリで迎えに行く。

 

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●知ったかぶり警官(ポリス)の巻

 

ストーリー

新しく派出所に卒配となった雑学(ざつまなぶ)巡査は、大学生のころにテレビのクイズ番組で何度も優勝しているクイズ王。得意の知識を披露するが、派出所には本物の知的エリート・中川、マニアックな知識豊富な両さんがいて、早々に自信を喪失。そんな折、ビルの屋上から飛び降り自殺をしようとする男が出現。雑が得意の雑学で男の気をひこうとする。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、ボルボ西郷、雑学

 

雑学巡査初登場の回。次々回の「勘違い警官(ポリス)の巻」に出てから、間をおいて182巻で再登場すると、気の弱い後輩キャラとして準レギュラー化し、本田や丸井(寺井)の出番を奪うことになる。

 

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●夏の子供林間学校の巻

 

ストーリー

檸檬の通う千代田マリア幼稚園で夏の林間学校に行くことに。幼稚園の先生の大学の先輩である早矢、子供の扱いに慣れた両さんも一緒についていく。田舎道を歩いたり、谷川で川遊びをしたりしながら、民宿にたどり着く。夜に花火をしていると、着物姿の少女がいたので、檸檬は花火に誘う。2泊3日の林間学校の後、残念なことに幼稚園の球技大会の日に台風が直撃してしまう。しかし、なぜか幼稚園のある千代田区の一部だけは快晴となった。

 

主な登場人物

両津勘吉、秋本カトリーヌ麗子、磯鷲早矢、擬宝珠檸檬

 

幼稚園の林間学校で、自然と戯れ、不思議な体験をする回。先生が足りないからとの理由で、両さんや早矢も同行することになる。その後、179巻の「雪の教室の巻」ではスキー教室に両さんが同行する。園児の親戚で信用できる職業の警察官とはいえ、両さんはどうしてこんなに幼稚園の行事に参加できるのだろうか?

 

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●勘違い警官(ポリス)の巻

 

ストーリー

うんちくの豊富な雑学(ざつまなぶ)巡査は、得意げに知識を生かしたクイズを署内で出していたが、東大出の残念にことごとく正解されてしまう。そんな雑を含めた新人警官4人に出動命令が出され、武装をして暴力団の事務所に向かう。集団からはぐれた雑は、暴力団に捕まって事務所に連れていかれるも、テレビのどっきり番組に見られる要素がいくつかあったことから、新人警官のテストだと勘違い。勘違いによって、雑は自信満々に尊大な態度をとるようになる。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、凄苦残念(法条正義)、雑学、屯田五目須(署長)

 

雑巡査が、暴力団の事務所に連れていかれてピンチになるも、勘違いによって事態が好転する話。オチで「5円玉の穴は何の為に開いているか」「答えは次回だ!」と雑が発言しているが、この答は次回ではなく、前々回の「知ったかぶり警官(ポリス)の巻」に掲載されている。

 

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●I❤HANABI(アイ ラブ ハナビ)

 

ストーリー

花火大会は土日に行われることが多いが、年中無休の警察官はその日に休めないことも少なくない。両さんは仲間たちと「花火大会実行委員会」を結成し、署長に花火を見る権利を主張。困った署長は中川に相談。中川の会社で花火大会を請け負うことになる。実行委員と中川の会社での花火大会の話し合いの中で、両さんは、花火は500万発、屋形船100艘とムチャな要求をする。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、屯田五目須(署長)

 

花火好きの両さんが、署長に花火を見る権利を主張する回。しょっちゅう無断欠勤しているので、別に署長に談判する必要はない気がする。ラスト付近で、ムリヤリ花火を見せるために瞼を強制的に開けたままにする装置は、映画「時計じかけのオレンジ」が元ネタと思われる。

 

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●恐怖の警察署の巻

 

ストーリー

白蟻とゴキブリの駆除のため、新葛飾署は三週間代替の建物に移ることに。移転先は文京区根津にある「ネズニィランドゥ(根津・新覧堂)」。そこは、IT企業がスポンサーとなって開業した巨大なお化け屋敷のテーマパークだったが、客が来なくて三週間で廃業した建物だった。警視庁より、各署で収容しきれない被疑者を新葛飾署で留置してほしいとの要請があり、被疑者たちは拷問部屋に入れられる。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、早乙女リカ、屯田五目須(署長)

 

葛飾署がお化け屋敷になる話。建物だけでなく、ゾンビの生首が床に転がっていたり、ゾンビ人形が天井から自動的に落ちてくるなど、お化け屋敷の設備もそのまま残っている。両さんや署長は設備に驚いていたが、女子署員は慣れると平気になっていた。

 

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笑い薬飲みなさいの巻

 

ストーリー

電極スパークの開発した笑い薬をムリヤリ飲まされる両さん。笑いが止まらなくなる。中和薬で笑いは止まるが、試験的に他の人たちにも試すよう笑い薬のサンプルを大量に渡される。普段、笑わない残念に飲ませても効果を発揮。両さんは、ボルボ、左近寺と署内を回り、一発ギャグで笑わなかった署員に笑い薬を飲ませる。

 

主な登場人物

両津勘吉本田速人ボルボ西郷、左近寺竜之介、凄苦残念(法条正義)、電極スパーク、電極+

 

笑い茸から抽出した成分を粉末にした笑い薬の話。前半は、ムリヤリ笑い薬を両さんに飲ませようとするスパークと両さんのドタバタ劇、後半は両さんボルボ、左近寺の一発ギャグ連発の展開。オチは「肝心の読者が笑っていないぞ」と読者に向けて笑い薬とギャグを放つメタ的なもの。

 

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●想い出の同窓会の巻

 

ストーリー

同級生が全国に散らばっていると連絡が取りづらいため、クラス会の幹事を請け負うイベント業者があることを知った両さんは、同じような仕事をすることに。中川、麗子のクラス会を試しにやろうとするが、同級生には国の要人、世界的企業の社長、スーパーモデル、アラブの王妃とアポイントの取りづらい立場の人物が多く断念。今度は部長のクラス会の幹事を請け負うことに。しかし、部長は当日会場を間違えてしまう。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、本田速人、凄苦残念(法条正義)、丸井ヤング館(寺井洋一)

 

クラス会の代理幹事を商売にする回。本田のクラス会もしようとするが、本田は高校時代に荒れていたせいで、10回くらいクラス会が実施されているにも関わらず、1回も呼ばれたことはない。高校時代の悪夢がよみがえると言われるらしい。この回の麗子はなぜか髪型をポニーテールにしている。

 

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この巻から雑学(ざつまなぶ)が登場。

この後は「気の弱い後輩キャラ」「何かと器用なキャラ」というキャラ付けになっていき、博学というキャラはどんどんと薄くなっていく。

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