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【こち亀】179巻の全話あらすじ紹介 通天閣署が大阪から亀有公園前派出所の隣に引っ越し

こちら葛飾区亀有公園前派出所」179巻の収録全話のあらすじを紹介していく。

(2012年4月発売)

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●気がついたら大阪の巻

 

ストーリー

大阪で大事件が発生。翌日までに両さんを探して出向させなければならなくなり、新葛飾署は署員を総動員して休日中の両さんを捜索。ようやく飲み屋で酔いつぶれて寝ているところを発見。そのまま大阪に移送。両さんが目を覚ますと、自身が大阪にいることに驚く。両さんが呼び出されたのは、以前両さんが大阪で捕まえた通天閣ジャック犯が、両さんを出せと立てこもりをしているのだった。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、屯田五目須(署長)、御堂春、芦原レイ、浪花署長

 

143巻の「通天閣ジャックあらわる!の巻」の犯人が再登場する回。今度は「大阪DEすかいツリー」という東京スカイツリーのまがい物に現れる。物語の前半は休日中の両さんを部長や中川たちが捜索する流れなのだが、中川の会社を使った人海戦術で見つけることになる。その捜査力を警察の仕事に生かせば良いのに……

 

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●雪の教室の巻

 

ストーリー

スキーの腕前を見込まれ、両さん檸檬の通う千代田マリア幼稚園のスキー教室の指導員に。派出所は休むことになるが、旅費を出してくれるというので、3泊4日北海道スキーツアーに向かう。昼間はスキーを教え、夜はカマクラを作って、子供たちを楽しませる両さん。最終日の夜、両さんと子供たちは運よくオーロラを見ることができた。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、秋本カトリーヌ麗子、擬宝珠檸檬

 

両さんがスキー指導員になる回。全体的にほのぼのとした話で笑いは少なめだが、15日間の無断欠勤で怒りに打ち震える部長が最後すべてをかっさらっていく。しかし、北海道のスキー教室は3泊4日だったのに、なぜか無断欠勤が15日。スキー教室に行かなかったとしても10日以上欠勤していたことになる。

 

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●ITASHA祭の巻

 

ストーリー

近頃、車両盗難が増えていると派出所で話題に。アジアの自動車窃盗団「車売王(バイキング)」が日本に来ており、今回は痛車を狙っているとのニュースの情報を得た両さんたちは「痛車フェスティバル」で張り込みを開始。様々な痛車が登場する中、窃盗団と思われる集団が行動を始める。

 

主な登場人物

両津勘吉大原大次郎(部長)、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、屯田五目須(署長)、麻里愛、早乙女リカ

 

序盤は自動車の窃盗とそれに対抗する自衛手段の話題。途中からは、「痛車フェスティバル」の会場に舞台が移り、「痛み自慢」ベスト3が発表される。しかし、ベスト3に入ったのは冷蔵庫、家、米という自動車とは関係ない物を「痛く」したラインナップだった。

 

痛車 - Wikipedia

 

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●こちら通天閣署別館の巻

 

ストーリー

大阪では被害が少ないが、東京では被害の多い振り込め詐欺根絶のため、通天閣署の面々が亀有公園前派出所の横に引っ越してくる。Mi-2ヘリや戦車といった軍隊並みの兵器を有する一方、やたら住民に話しかける世話好きな署員たちの雰囲気で、通天閣署はたちまち亀有の街に溶け込んでいく。そんな中、近くで立ち食いソバの食い逃げ事件が発生する。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、本田速人、御堂春、芦原レイ、浪花署長、爆竜大佐

 

通天閣署が東京に引っ越してくる話。大阪府警なのに、勝手に管轄外の東京に来てしまう。しかも、振り込め詐欺根絶のためとの名目なのに、なぜヘリや戦車が必要なのかは不明。物語終盤は、日本一発砲件数の多い警官・両さんと日本一発砲件数の多い婦警・春が、食い逃げ犯を過激に追い詰める展開になる。

 

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●隣の大阪さんの巻

 

ストーリー

派出所の隣に引っ越して来た通天閣署別館は、朝からカラオケで盛り上がったり、中川にモーニングタコ焼きを持ってきたりと大騒ぎ。春と両さんは、関東人と関西人のノリの違いで激論を繰り広げる。春とレイが両さんとともに新葛飾署を訪れ、屯田署長のところに引っ越しのあいさつに向かうと、そこには検察官の来客があった。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、御堂春、芦原レイ、浪花署長、屯田五目須(署長)

 

前話で引っ越してきた通天閣署の話。拳銃を撃つマネ「ばっぎゅん」をされたときのノリについて春と両さんが言い争う。新葛飾署は署の前にデカデカと「ふりこめサギ注意月間」と注意喚起しているにもかかわらず、署長自身があっさり詐欺に遭いそうになってしまう。

 

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●麻雀刑事の巻

 

ストーリー

30人の人質をとった立てこもり事件が発生。本庁から超エリート刑事、麻雀刑事こと、二盃口・吃・錯和ノ介(リャンペーコー・チー・チョンボのすけ)が出動。麻雀好きな立てこもり犯と麻雀での取引を要求。1000点で人質一人が解放されるルールで、警官隊の一人一人が麻雀牌に扮し、巨大な麻雀対決が行われる。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、屯田五目須(署長)、麻雀刑事

 

この麻雀好きの立てこもり犯以外の事件で、いったいどんな活躍をするのか想像のつかない麻雀刑事の回。麻雀刑事が勝つと1000点で人質が一人解放されるが、犯人側が勝つと逆に人質が補充されてしまうルール。途中からは、犯人の要求で麻雀刑事以外の面子が婦警になり、加えて「脱衣」を要求。犯人だけでなく、麻雀刑事も勝負そっちのけで婦警に振り込むことばかりを考えるようになる。

 

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●Animal-survival GAME

 

ストーリー

世間からのサバイバルゲームのイメージを良くするべく、テレビの小道具を制作している両さんの知り合いから着ぐるみを借りることに。ウサギやトラ、クマの着ぐるみで戦うが、意外に好評。しかし、貸し出せる着ぐるみの種類も少なくなってきて、しまいにはカツ丼、バスケットボールなど、動物ですらなくなってくる。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子

 

着ぐるみの状態でも、エアガンを撃ちやすく加工したり、着ぐるみの特徴(ウサギの耳やキリンの首)を有効に利用したりと両さんの応用力が高すぎる。両さんだけ、ウサギの着ぐるみの眉毛がなぜかつながっている。

 

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●花見の春が来たの巻

 

ストーリー

両さんと中川が署に行くと、通天閣署の春が早矢と同じ関西出身という共通点から意気投合していた。持前のコミュ力で花見スポットの情報を得た春たちは、水元公園で花見をするが、そこは両さんたちの花見と同じ場所だった。通天閣署の面々は、鉄板焼きや串カツ、カラオケなどマナー違反の物を持ち込み、花見を盛り上げる。

 

主な登場人物

両津勘吉中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、御堂春、鳳麟寺沙羅、磯鷲早矢、浪花署長

 

早矢が春につられて珍しく関西弁を話す回。「さげもん」(福岡県柳川市で有名な風習)を二人とも昔から作っていたことで意気投合した。神戸出身の麗子とも、「御殿まり」の作り方の話題で盛り上がるのだが、早矢も麗子も関西のお嬢様。両さんから、春は貧乏人くくりで両さんと同じ側だと言われてしまう。

 

さげもん - Wikipedia

 

御殿まり - Wikipedia

 

 

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●時給2万円のバイトⅡの巻

 

ストーリー

勘兵衛からバイトを頼まれた両さん。そのバイトとは、四式重爆撃機「飛龍」の形状をした次世代シャトルに乗って、日本の領域を侵犯した宇宙海賊を駆逐することだった。宇宙に飛んだ両さんの前には、戦艦「武蔵」やSL銀河鉄道が立ちはだかる。

 

主な登場人物

両津勘吉、両津勘兵衛、中川圭一、秋本カトリーヌ麗子、丸井ヤング館(寺井洋一)

 

169巻「2009年宇宙の旅」の続編。どうして戦艦「武蔵」が日本の宇宙船ではなく他国の宇宙船なのか、ツッコミどころ満載の回。戦艦を見た両さんが「宇宙戦艦ヤマトだ」と叫ぶが、勘兵衛から版権上、「大和」ではなく兄弟艦の「武蔵」だと訂正される。作中でも注釈があるが、現実には宇宙空間に国の制空権は決まっていない。

 

四式重爆撃機 - Wikipedia

 

武蔵 (戦艦) - Wikipedia

 

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「気がついたら大阪の巻」は両さんが大阪に送り込まれる話。

「こちら通天閣署別館の巻」「隣の大阪さんの巻」「花見の春が来たの巻」と、通天閣署が東京に引っ越ししてきてからの話が続くので、この巻は通天閣署関連の話が多め。

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