「がんばれ！キッカーズ」と「キャプテン翼」の似ているところと違うところを、コミックス5巻の中から、具体的に指摘していく。
【ストーリー概要】
全日本少年サッカー大会の地区予選の初戦で、去年地区予選3位の白鳳イレブンと対戦するキッカーズ。
九鬼・沖田のKOコンビのW攻撃で先制点を奪われたキッカーズだったが、白鳳イレブンの8人守備「エイト・バック・システム」に大苦戦！
前半終了間際にKOコンビのW攻撃を防ごうと、身体を張った本郷キャプテンが倒れてしまう。
本郷キャプテンの身を挺したプレーにも関わらず、二点目を取られてしまったキッカーズ。
そんな中、キッカーズのバックスの直人が「エイト・バック・システム」の弱点に気づくのだった。
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直人くんの気づいた白鳳イレブンの「エイト・バック・システム」の弱点、それは、8人の守備陣の身長が低くて、ハイボールに弱いことだった。
そんな試合前の整列の時点で バレてしまう、分かりやすい弱点があるのに、「鉄壁の守備」……
これまで1点も取れなかった練習試合の相手、計12チームはいったいどこを見ていたのやら……
これに対し、同じく8人守備の「キャプテン翼」の花輪サッカー少年団の守備陣はどうか比べてみる。
「がんばれ！キッカーズ」白鳳イレブンの「エイト・バック・システム」は12試合連続無失点。
だが、「キャプテン翼」の花輪サッカー少年団は、日向小次郎率いる明和FCに5失点、大空翼・岬太郎を擁する南葛SCには3失点と、8人守備の割に守備力は意外にザル。
ザル守備のため、作中で特に弱点の設定はなかった。
同じ8人守備でも、その守備力は全然違うことが分かる。
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ちなみに、白鳳イレブンのキーパー近藤くんのキャップは「アディダス」。
（本作品のキーパーでは、「アディダス」帽は通算6人目、「プーマ」帽は通算1人）
ここが似てるぞ！
・敵チームは8人守備。
ここが違うぞ！
キャプテン翼：8人守備だが、1試合で5失点、3失点と守備力は低い。
キッカーズ：8人守備で12試合連続無失点の「鉄壁の守備」。
キャプテン翼：8人守備に特別弱点の設定はない。
キッカーズ：8人守備の弱点は身長が低くて、高いボールに弱いこと。
次回は、6巻の「キッカーズの初勝利 」の巻から。
2点ビハインドで始まる白鳳イレブン戦の後半。
