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【キャプテン翼】読者が見たかったものをすべて詰め込んだ! ジュニアユース編の魅力解説

 

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かつて「キャプテン翼」無印のジュニアユース編の魅力に関しての記事を書いたのだが、アニメも始まったことなので、ジュニアユース編の魅力をもうひとつ追加しておきたい。

キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編 U-NEXT

 

ジュニアユース編の魅力は、小学生編、中学生編を読んでいた読者が期待していた展開がすべて詰め込まれていたことにある。

以下、具体的に読者期待の要素を挙げていこうと思う。

 

●翼×岬の三年ぶり黄金コンビ復活

●翼×日向のライバル同士の共闘

●立花兄弟の新空中技スカイラブツインシュート

●短時間なら世代No.1センスの三杉のスーパーサブ

●第一話で出会った翼×若林が三年ぶりに同じチームに

●世界トップストライカーのシュートを根性の顔面ブロックで止める石崎

ロベルト本郷との再会

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●翼×岬の三年ぶり黄金コンビ復活

中学生編には、フランスにいたためまったく登場しなかった岬。

三年ぶりの黄金コンビの復活は、小学生編から読んでいた読者の待ち望んでいたことだ。

 

全日本Jr.ユースの初戦の相手が、守備的なイタリアJr.ユースというのも上手いところだ。

全日本側が必殺シュートを撃ちまくるもジノ・ヘルナンデスに通じず、世界レベルを痛感させた。

そして、それを突破するのが黄金コンビという展開は胸熱である。

 

初戦の相手が攻撃的チームだったら、こうはならなかったと思う。

 

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●翼×日向のライバル同士の共闘

全日本Jr.ユース結成で、読者がもっとも見たかったのが、小学生編、中学生編の両方で最大のライバルとして描かれた日向と翼の共闘だろう。

 

今まで敵同士だったのが仲間になるのは、スポーツマンガだけでなくバトルマンガも含めた盛り上がる王道展開である。

盛り上がらないはずはない。

 

中学生編の負傷の影響で翼のチーム合流が遅れ、本格的に翼×日向コンビが見られるのが、本戦が始まってからというのも読者の飢餓感をあおった上なので、より盛り上がった。

 

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●立花兄弟の新空中技スカイラブツインシュート

キャプテン翼」を代表する必殺シュートと言えば、立花兄弟の空中技スカイラブハリケーンである。

だが、このスカイラブハリケーンは、ヨーロッパ遠征の初戦で、初見の若林に止められてしまい、世界レベルでは通用しないことが示唆される。

 

この世界レベルでは止められたスカイラブハリケーンが、アルゼンチンJr.ユース戦で、パワーアップして登場したときには、相当の衝撃だった。

 

しかも、立花兄弟単独の技ではなく、中学生編では別チームだった次藤との合体技というのが、さらに感慨深い。

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●短時間なら世代No.1センスの三杉のスーパーサブ

三杉は、小学生編では対戦相手の翼を絶望させ、中学生編では都大会の決勝で日向を圧倒する活躍を見せた。

名実ともに、黄金世代No.1プレイヤーであるが、心臓病によりフル出場できないのがネックのキャラである。

 

全日本Jr.ユースには、コーチの名目で帯同していたが、スーパーサブとして途中出場。

短い時間ながら世界を驚かせるプレイを見せた。

 

個人的には、三杉の使い方としては、このスーパーサブで使われたアルゼンチンJr.ユース戦がもっとも輝いていたと思う。

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●第一話で出会った翼×若林が三年ぶりに同じチームに

キャプテン翼」は、翼と若林、二人の天才が出会うところから始まる。

二人の出会いが日本サッカー界を発展させていくことが、一巻から示唆されているのだから、この二人が同じチームとして世界に挑むのは、物語として必然の流れだ。

 

しかし、若島津もいるため、全日本Jr.ユースでは、若林の出番がなかなか訪れない。

決勝までずっと引っ張ってから若林の出場がやっと実現するのは、読者にとっても待ち望んだ展開だった。

 

決勝のラストプレイの起点が若林から、というのがさらにエモい。

 

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●世界トップストライカーのシュートを根性の顔面ブロックで止める石崎

物語初期からのメンバーであり、特に実力者でもない石崎が持ち前の根性で、世界トップクラスのストライカーを止めるのも、読者が望む展開だと思う。

 

ただ、ジュニアユース編だけでなく、ワールドユース編の決勝でも石崎は顔面ブロックで負傷退場していたので、現在連載中のマドリッドオリンピックを描いたライジングサンの最後でも顔面ブロック退場するのではないかと懸念している。

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ロベルト本郷との再会

小学生編で別れたロベルト本郷と再会して終わるところが、物語の集大成としてふさわしい。

 

翼のプレイを覚醒させるのが、ロベルトが残したノートの言葉というのが激熱。

 

ラストプレイが、若林→岬→日向→翼と続き、最強の敵シュナイダー、ミューラーとの対決との展開も王道だ。

最後のシュートが、ゴールバーに跳ね返ったボールをオーバーヘッドで決めるという、一番初めにロベルトに教わったシュートなのもエモい。

 

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と、以上見てきたように、小学生、中学生編を読んできた読者が期待するシーンがすべてつまっていたのがジュニアユース編だったと思う。

 

ただ、あまりにも集大成過ぎて全部やってしまったため、後のシリーズにやり残したことがワールドカップ優勝ぐらいしか残っていない状態だった。

 

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キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編 U-NEXT