「銀河英雄伝説」の自分用のあらすじの覚書。
黎明篇の第一章。
第一章 永遠の夜の中で
銀河帝国上級大将ラインハルト・フォン・ローエングラム、艦隊2万隻を率い自由惑星同盟討伐の遠征に向かう。
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自由惑星同盟は、第二艦隊1万5000隻、第四艦隊1万2000隻、第六艦隊1万3000隻の計4万隻で三方からラインハルトの軍を包囲しようとする。
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帝国軍のメルカッツ大将、シュターデン中将、フォーゲル中将、ファーレンハイト少将、エルラッハ少将の5人、ラインハルトに撤退を進言。
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ラインハルト、同盟側の包囲は、まだ完成しておらず、逆に三艦隊を各個撃破するチャンスと反論し、進言を却下。
ラインハルトの片腕、ジークフリード・キルヒアイス大佐の過去
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キルヒアイス、司法省に務める平凡な下級官吏の子として生まれる。
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キルヒアイス家の隣にラインハルトたちミューゼル家が越してくる。
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キルヒアイス、同い年のラインハルト、ラインハルトの姉アンネローゼと友人になる。
ラインハルト「ジークフリードなんて、俗な名だ。でもキルヒアイスって姓はいいな。とても詩的だ」。
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アンネローゼ、皇帝に見初められ後宮に。
ラインハルト「父さんは姉さんを売ったんだ」。
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ラインハルト、帝国軍幼年学校に進学。キルヒアイスを同じ幼年学校に誘い、キルヒアイスも快諾。
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ラインハルト「(銀河帝国の始祖)ルドルフはなりあがりの野心家にすぎなかった。
(中略)ルドルフに可能だったことが、おれには不可能だと思うか?」
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ヤン、自由惑星同盟の交易商人ヤン・タイロンの子として生まれる。
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ヤン、5歳のときに母が死去。16歳になるまで人生の大半を宇宙船の中で過ごす。
ヤンの父「(ルドルフを評して)独裁者は出現させる側により多くの責任がある」。
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ヤン、16歳のとき、父が宇宙船の事故で死去。父の貯めこんだ美術品は贋作ばかりで無価値。父の会社は借金の抵当にはいっていたため、ヤンは経済的に困窮。
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歴史学者を志すヤンは、奨学金目当てに国防軍士官学校戦史研究科に進学。
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ヤンの成績は芳しくなかったが、戦略戦術シミュレーションで学年首席のワイドボーンを撃破したことから戦略研究科への転科を命ぜられる。
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ヤン、20歳のとき、平凡な成績で士官学校を卒業、少尉に任官。1年後、中尉に平凡に昇進。
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中尉任官と同時に、エル・ファシル星域駐在部隊の幕僚に。
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宇宙歴788年、エル・ファシルの戦い勃発。
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戦いは同盟側の敗北。エル・ファシルから300万人の民間人の脱出が必要になり、ヤンがその脱出計画の責任者に。
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同盟軍の司令官リンチ少将が民間人や部下を見捨てて先に脱出。ヤンはリンチ司令官を囮に民間人を連れ脱出。300万人の脱出は成功。リンチ少将は帝国軍捕虜に。
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ヤン、脱出の成功から大尉に昇進。“エル・ファシルの英雄”と呼ばれる。
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ヤン、その後も戦闘に参加すると、二度に一度は奇功をたて、29歳で准将に。
現在、アスターテ星域。
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ヤン、上官のパエッタ中将にラインハルトの各個撃破を見越した作戦を具申するも、消極的な策と評され却下される。
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ラインハルトの軍が、ヤンの予想通り第四艦隊を強襲。知らせを聞いて第二艦隊のパエッタ中将焦る。
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次回は、黎明篇の第二章、「アスターテ会戦」。
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