「北斗の拳」の断末魔を、どのキャラがどの話で発したか、また、登場した拳法・秘孔について調べやすいようにインデックスをつけていく。
【おまえは女!の巻】
レイが仇と探す胸に七つの傷の男。
ケンシロウは、自分にも胸に七つの傷があることをレイに告白するが、レイは「目をみればそいつがどんな男かわかるつもりだ」と、取り合うことはなかった。
村に戻ったケンシロウは、弟コウの亡骸を火葬にするマミヤに、牙一族から取り返したコウのネックレスを返す。
マミヤはコウのネックレスを高々と掲げると、死んでいった人たちのためにも野盗と戦うことを宣言し、村人の士気を高めるのだった。
そんなマミヤの姿にリンは
「マミヤさんの戦う姿ってあまり幸せそうにみえない…
(中略)だれか好きな人とか愛してる人いないの…」と問いかける。
「いないわ!
(中略)わたしは とうに女をすてたわ」と嘯くマミヤ。
レイは南斗水鳥拳でマミヤの服を切り裂くと、とっさに胸を隠すマミヤに、女としての恥じらいが残っていることを指摘する。
「いいか 女は自分の幸せだけを 考えていればいいんだ!」と、アイリのケープをマミヤにかけると
「おれが帰ってきたら 純白のケープをプレゼントしよう!」と約束し、レイは去っていくのだった。
一方、仲間をケンシロウとレイに殺された牙一族は、仲間の死を嘆いていた。
牙一族の父親・牙大王は、労働用の奴隷としてさらってきた一家を惨殺するが、それでも怒りは収まらない。
牙大王は、身内を殺された思いをケンシロウとレイにも味わわせるべく、二人の身内を探すよう一族に命令する。
ケンシロウの身内は見つからなかったが、レイには妹がいることを牙一族はつきとめるのだった。
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〇登場した断末魔
なし
〇名前が登場した拳法・秘孔
なし
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バットが運転できることが判明
この話の冒頭で、ケンシロウたちを迎えに来たバットとリン。
その際にバットが三輪バギーのような運転している描写がある。
文明崩壊の前の世の中で、バットが運転を覚えた可能性は低いと思われるので、運転技術を覚えたのは文明崩壊後である可能性が高い。
初登場の頃のバットの性格を考えると、誰か大人に運転技術を教えてもらったというよりかは、独学で運転を覚えたという方がしっくりくるような気がする。
しかし、運転の練習をする車や燃料はどこにあったのだろうか?
自転車はまったく出てこないし、水が貴重品な世紀末の世の中なのに、自動車とバイク、ガソリンはなぜか豊富。
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マミヤはノーブラ派?
レイに服を切り裂かれたマミヤだったが、パンツは履いているものの、ブラジャーを着用している様子はない。
これに関しては、以下の推測ができる。
1.描写はされていないが、実はブラジャーも一緒に切り裂かれている。
2.世紀末にはブラジャーが希少でほぼ存在しない。
3.マミヤは個人的にノーブラ派。
3週前の「ふたつの凶星!の巻」の回で、マミヤの胸元がはだけた際には、背中だけの描写で、おっ〇いは描かれていなかった。
しかし、この回では1ページ丸々を贅沢にマミヤの裸身で使用している。
21世紀の少年ジャンプでは、女性の裸をこんな風に描くことはありえないが、1980年代ではOKだった。
とはいえ、3週前では描かれなかったことを考慮すると、この3週の間に編集部との攻防があったのではと勝手に推測する。
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レイの妹アイリのことは調査できたのに、ケンシロウのお兄ちゃんたちを見つけられなかった牙一族。
まぁ、あのお兄ちゃんたちに手を出したら、ケンシロウが闘うまでもなく牙一族は滅んでしまうんだけど。
レイが見つけられなかったアイリを見つけ出したのだから、牙一族の調査力はレイをはるかにしのいでいることが分かる。
その牙一族の情報網にも、レイの調査にもまったく引っかからないジャギ兄さん。
胸に七つの傷をわざわざつけたのに、全然話題にもならないジャギ兄さんの自己プロデュース力はめちゃくちゃ低いのでは……