「北斗の拳」の断末魔を、どのキャラがどの話で発したか、また、登場した拳法・秘孔について調べやすいようにインデックスをつけていく。
【恐るべき策略!の巻】
マミヤの人質交換と見せかけた暗殺計画は失敗。
マミヤとアイリ、二人ともが牙一族の人質となる結果に。
弱い者をいたぶるのが好きな牙一族の息子たちは、マミヤとアイリを傷つけようとする。
マミヤは近づいてきた一人に膝蹴りをかまし抵抗するが、牙大王に腕(肩)の関節を外され、闘えなくされてしまう。
レイは牙大王に、妹アイリを傷つけないよう懇願するが、ケンシロウの態度は強硬な姿勢を崩さず、挑発してきた息子の一人も容赦なく殺害。
牙大王はレイに「北斗の男を殺せ」と命令。
ケンシロウはレイに、「やつに女は殺せん」と牙大王の脅しはブラフだと説くが、妹を見殺しにできないレイはケンシロウに向けて構えをとるのだった。
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〇登場した断末魔
・あば ば
人質を盾に「手ぇだしてみろよ」とケンシロウの顔に唾を吐きかけたり、刀の切っ先でケンシロウの胸元をツンツンした牙一族一番の切れ者(親父評)の断末魔。
「あたたた」連打を喰らった挙句、爆裂して死んだ。
ケンシロウからすると、人質作戦には屈しないという意思を示すパフォーマンス的な意味でハデ目に倒したのかもしれないが、個人的うっぷんを晴らす八つ当たりにも見える。
〇名前が登場した拳法・秘孔
なし
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娥媚刺に中指をはめる環がついていない?
牙大王に刺さらなかった娥媚刺がマミヤの手から零れ落ちるところから、この話はスタートするのだが、娥媚刺についているはずの環がついていない。
前回ではついていたのに。
中指をはめていたら、手から零れ落ちないだろうから、作画の誤りではなく、演出上、環はなかったことになっていたのだと推測される。
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女性に性的暴行を働かない荒くれ者たち
人質のアイリにナイフを刺したり、二人の女性を投げナイフの的にしたりと、非道なことはするのだが、牙一族は性的な暴行は一切しない。
そういえば、マミヤとアイリを抱きかかえる牙大王も、胸や尻を触らない比較的紳士な抱き方をしている。
少年誌での連載だったので、配慮されていたのだと思う。
ここまでの描写を見ると「北斗の拳」の自主規制ラインは以下の通りと考えられる。
性的行為:NG
暴力行為:OK
女性の裸(パンツ着用):OK
昔のマンガは現在より規制が緩かったといわれるが、それでも当時なりに規制ラインは存在していたようである。
しかし、性的行為がNGだとすると、アイリは何のために男たちの間で売り買いされていたのか、よく分からなくなってしまう。
世紀末の男たちは、お気に入りの推しの女の子をただ眺めているだけで満足しているのかもしれない。