「北斗の拳」の断末魔を、どのキャラがどの話で発したか、また、登場した拳法・秘孔について調べやすいようにインデックスをつけていく。
【マミヤの賭け!の巻】
牙を折られたマダラは、獣なみの筋力と岩をも切り裂く爪でケンシロウに再度襲い掛かるも、北斗神拳で倒されてしまう。
「その女を殺すなら殺せばいい
おれはおまえを抹殺するためにやとわれただけだ!」と牙大王に言い放つ。
牙大王は、レイの妹アイリを人質にとることができているものの、身内の見つからなかったケンシロウから人質をとれないことを嘆く。
代わりにアイリをいたぶろうとする牙大王に、マミヤはケンシロウの身内はフィアンセの自分だと言い、アイリの身代わりの人質になることを提案する。
ケンシロウはマミヤの策に懸念を示すが、アイリを救いたいレイは、
「もし あの女が妹をすくうことができたら
おれの一生を あの女にくれてやってもいい!!」とマミヤの策に賛同する。
マミヤは、人質交換に応じた牙大王に近づき暗殺を謀るが、牙大王には通じず、マミヤとアイリの二人とも牙大王の手に落ちてしまう。
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〇登場した断末魔
・あわっ
マダラの断末魔。
ケンシロウの裏拳で左眼の辺りを殴られた後、「きさまはすでに死んでいる!」のセリフを言われてから爆死した。
〇名前が登場した拳法・秘孔
・娥媚刺(がびし)
拳法ではないが、マミヤの使う武器。
鋼製にもかかわらず、華山角抵戯で瞬時に筋肉を鋼鉄と化した牙大王の胸筋には刺さらなかった。
マミヤが刺す前に、娥媚刺をクルクルと回すのは、個人的にバトントワリングみたいに技術で回しているのだと思っていた。
しかし、娥媚刺には中央付近に指を入れて回転させる部位が付いているようであり、技術ではなく機構で回しているのだった。
よく見ると、この回のコマでも、マミヤが中指を娥媚刺の環にはめていることが確認できる。
ネットで検索すると、“峨嵋刺”と女偏ではなく山偏の漢字表記がヒットする。
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またムダに破壊されるケンシロウの肩パット
マダラの怪力を示す描写として、ケンシロウの肩パットを握りつぶすシーンが描かれている。
マダラの強さを表した上で、さらにそれより強いケンシロウの力を示す演出になっているのだと思うが、相変わらず肩パットの実用性は不明である。
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マミヤがこの場にいなかったらどうなっていたのか?
今回、マミヤの人質交換と見せかけて牙大王を暗殺する作戦は大失敗に終わったのだが、もしこの場にマミヤがいなかったとしたら、どんな顛末となったかをシミュレーションしてみた。
人質(アイリ)を殺されても関係なく闘うと主張するケンシロウ、アイリを人質にとられて身動きのとれないレイ。
闘おうとするケンシロウを止めようと、牙大王はアイリを盾にレイにケンシロウを倒すよう命じる流れは結局変わらない気がする。
人質が一人か二人かの違いだけで、マミヤはこの場にいてもいなくてもストーリー上、何の足しにもならなかったような……
とはいえ、このときのマミヤの決死の行動がなければ、後にレイがマミヤのために生命をかける決断に説得力がなくなってしまうので、長い目で見ると必要なことだったのかもしれない。