「北斗の拳」の断末魔を、どのキャラがどの話で発したか、また、登場した拳法・秘孔について調べやすいようにインデックスをつけていく。
【ふたつの凶星!の巻】
野盗を追い払う用心棒となることを条件に村を訪れたケンシロウは、村のリーダー・マミヤからの洗礼を受けるが、軽くいなす。
村には、もう一人の用心棒・レイも雇われていたが、レイは村を狙う野盗・牙一族の送り込んだ敵だった。
豊富な湧水により、自給自足を可能としている村内で、マミヤがリンの髪を洗っていると、浴場にレイが現れる。
マミヤは刃のついたヨーヨーでレイを撃退しようとするが、レイは南斗水鳥拳であっさりヨーヨーを切断。
レイがマミヤの胸元を覆っていたタオルを奪うも、レイを睨みつけ抵抗の視線を送るマミヤに、
「いい女だ…
野盗にくれてやるにはおしい」とレイはつぶやく。
そんな中、村に牙一族が強襲に現れた報告が届く。
レイとマミヤは、闘いの場に向かう。
村の入り口では、すでにケンシロウと牙一族の戦闘が始まっていた。
ケンシロウの想像以上の実力にたじろぐ牙一族は、遅れて姿を現したレイに加勢を頼む。
しかし、「気がかわった」とレイは、牙一族に南斗水鳥拳を向ける。
北斗神拳のケンシロウと南斗水鳥拳のレイ、二人の用心棒の出現に、牙一族は退却。
「なぜやつらを裏切った!?」と訊ねるケンシロウに、
「おれは強いほうに寝返っただけ
おれは生きねばならん!
胸に七つの傷をもつ男を殺すまでは!!」とレイは答えるのだった。
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〇登場した断末魔
・あし しし…
ケンシロウに連打を喰らい、顔面が数か所陥没した牙一族の一人の断末魔。
〇名前が登場した拳法・秘孔
なし
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ヨーヨーって、武器として使えるの?
マミヤは武器として、ヨーヨーを使う。
ケンシロウは二指真空把でヨーヨーをつかみ、レイは南斗水鳥拳でヨーヨーを切断したが、これまでほとんどの用心棒候補はマミヤに額を割られているらしい。
描写を見るに、投げる前には通常のヨーヨーの形状をしているものの、投擲直後には遠心力で刃が飛び出す仕組みになっているようである。
しかし、その仕組みだと、相手に刃が刺さらず手元に戻ってきたときにも、刃が飛び出したままなので、使い手の指も切りそうな気がするが、マミヤの手元に戻ってきたときには、なぜか刃は収納されているっぽい。
「スケバン刑事」を始めとして、ヨーヨーを武器として使うマンガは他にもあるが、実際のところ、ヨーヨーって武器として通用するものなんだろうか?
あまりに本体が重すぎると、ヨーヨーとして扱いづらいし、敵に当たると回転が乱れてヨーヨーとして機能しなくなるのではないかと思う。
利点として考えられるのは、投擲武器として手裏剣を使うのに比べ、的を外した際に手元に戻すことができるくらいか。
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「やつらとおまえとでは勝負はみえている
おれは強いほうに寝返っただけ」
ケンシロウに「なぜやつらを裏切った!?」と訊かれた際のレイの返答。
しかし、この「ふたつの凶星!の巻」でのレイの動きは以下の通りである。
レイ、ケンシロウと初めて顔を合わせる。(拳法の腕は見ていない)
↓
レイ、浴場でマミヤのおっ〇いを見る。
↓
レイ、牙一族を裏切る。
↓
レイが裏切った時点では、ケンシロウの実力が分からないので、タイミング的におっ〇いを見てから裏切りを決意したように読み取れるけど……