「JOJO magazine 2026 SPRING」が2026年3月23日に発売。
今回の特集は、「STEEL BALL RUN」のNETFLIXでのアニメ配信のタイミングの他、デ・ヤング美術館での2025年の「Art of Manga」展への荒木先生のレセプション参加などがあるため、「ジョジョとアメリカ」とアメリカとの関わりが中心になっている。
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本ブログ記事では「JOJO magazine 2026 SPRING」に掲載されたマンガ「エンヤ婆の推し活日記」、2本の小説「Lonesome Tim」、「杜王町のシンクロニシティ」の内容紹介や感想などを記していく。
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●「エンヤ婆の推し活日記」 島袋光年(25ページ)
第3部「スターダストクルセイダース」に登場のエンヤ婆が、最推しだったDIOを失い、嘆きながら、日本の悪人の中から次の推しのカリスマを探そうとする話。
これまでのうすた京介先生、増田こうすけ先生に続き、ギャグマンガ家とジョジョのコラボの第三弾。
今回は「トリコ」「世紀末リーダー伝たけし!」の島袋先生。
DIOという推しを失ったエンヤ婆が次の推しを探す話と言いながらも、本編でのエンヤ婆はDIOよりも先に亡くなっている(というよりDIOの命により抹殺されている)ので、本編の時系列ではあり得ない設定。
とはいえ、「ドグサレ」「ふるえるぞハート」「ヌケ作」「バオー」など、荒木作品のモチーフがいくつも出てくるので、作品愛は充分感じられる。
ジョジョ×ギャグマンガは、今後も単行本化するまで続くのだろうか?
個人的には続けて欲しい。
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●「Lonesome Tim -Lasso, Bullets, and Hexed Maiden-」 月並きら
(27ページ)
タイトルを日本語訳すると、「孤高のティム -投げ縄、弾丸、そして呪われた乙女-」といったところか。
「STEEL BALL RUN」に登場するマウンテン・ティムが、負傷によるレースのリタイア後に回想する形式で、ティムの過去が描かれる。
作中本編で31歳のティムが、騎兵隊にいた16歳の時に「悪魔の手のひら」で瀕死になりスタンド使いになった話と、保安官となった23歳の時にある少女を3000km先のニューヨークに送り届ける任務を受ける話をそれぞれ思い出すことになる。
上記のうち、23歳の少女護送の任務では、襲ってくるお尋ね者の敵スタンド使いと戦いを繰り広げることになるのだが、決着はつかず次号の「JOJO Magazine」に後編が掲載される予定。
月並きら先生は、現役の弁護士でもありながら第6回富士見ノベル大賞に「地縛霊側のご事情を さざなみ不動産は祓いません」で入選。
ジョジョ関連では、第5部の暗殺チームを描いたスピンオフノベライズ「紅い遺言」の中に、ソルベとジェラートの出てくる「ジェラートが溶けてしまう前に」を書いている。
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●「杜王町のシンクロニシティ 第二章 スピリタス・ムンディ」
「杜王町のシンクロニシティ 第三章 スリープ・トランス」新川帆立
(24ページ)
前回の「JOJO magazine 2025 SUMMER」では「第一章 ミッシングリンク」が掲載された新川帆立先生の「杜王町のシンクロニシティ」の続編。
第二章、第三章となっているが、それぞれが独立した話となっている。
「第二章 スピリタス・ムンディ」
イタリア旅行中の康一から老犬ポリスの世話を頼まれた岸辺露伴は、ポリスの体調が悪いのを治そうと、トニオ・トラサルディーのレストランを訪れるが、食糧庫の中に入ると何を取りに来たのかを忘れてしまうという現象のスタンド攻撃を受けることに……
「第三章 スリープ・トランス」
気乗りしない密着取材を受けるひねくれ者の露伴は、逆にマンガ家らしい場面を撮らせてやるものかと、仕事を放置して留守宅を預かる広瀬家で昼寝を始める。
だが、目覚めると部屋の中は嵐でも来たかのような荒れっぷり。
さらに、そこに何故訪れたのか記憶のあいまいな東方仗助も現れ……
「第一章 ミッシングリンク」に続き、第二章、第三章とも記憶にまつわるスタンド攻撃を受けることになる露伴。
似たようなスタンドではあるが、それぞれ別のスタンド使いからの攻撃となっている。
この「杜王町のシンクロニシティ」シリーズには、更なる続編があり、そちらは「JOJO Magazine」誌上ではなく、単行本として発表されることになるらしい。
ジョジョ×ギャグマンガは今回で第三弾。
個人的には、「太臓もて王サーガ」の大亜門先生はいつ来るのだろうかと楽しみにはしている。
今回の小説二作品を書かれた月並きら先生も新川帆立先生も、いずれも弁護士。
何らかの狙いがあったのかは不明だが、法曹界でも「ジョジョ」は人気なのだろうか?





