「北斗の拳」の断末魔を、どのキャラがどの話で発したか、また、登場した拳法・秘孔について調べやすいようにインデックスをつけていく。
【怒り！ 地獄の果てまで！！ の巻】
ダイナマイトを全身に巻いたジャッカルに発砲できないトヨは、ジャッカルの刃物に貫かれてしまう。
ジャッカルの一団の最高幹部・フォックスは、トヨの目の前で子供たちを一人ずつ絞首刑にすることを提案。
一人目の子供の首に縄をかけて殺そうとした寸前に、銃声を聞きつけたケンシロウが到着。
子供を救うと、絞首刑にしようとしたジャッカルの配下を逆に縛り首にする。
ジャッカルは、ケンシロウと争う気はないと撤退を始めるが、配下の元プロボクサーの男がケンシロウに勝負を挑む。
元プロボクサーの男をあっさりと撃破するケンシロウだったが、その間にフォックスは逃走の策を練る。
フォックスの策は、二人の子供の背中にダイナマイトを付け、それぞれに走らせ、ケンシロウがその対応をする間に逃走を図るものだった。
子供の一人はケンシロウが救うが、もう一人の爆発には間に合わない。
そこに飛び込んできたのは重症のはずのトヨで、間一髪で子供を救出。
トヨを抱きかかえるバット。
バットがトヨの元を去っていったのは、年長者の自分が他の子供たちの迷惑にならないよう口減らしのためであった。
「バット…
最後だ
かあさんといってやれ」
とケンシロウに促され、バットはトヨに「おかあさん！！」と叫ぶ。
満ち足りた表情を浮かべながら、こと切れたトヨの姿を見たケンシロウは、
「やつら…
地獄のはてまでも追いつめてやる！！」
と決意するのだった。
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〇登場した断末魔
・「あべし！！」
北斗断骨筋でやられた元プロボクサーの男の断末魔。
「北斗の拳」で最も有名な断末魔。
正確には
「ゲッ！！」
「あ～～～！！」
「あ～～～！！」
「あべし！！」
である。
〇名前が登場した拳法・秘孔
・北斗断骨筋（ほくとだんこつきん）
相手のパンチをかわしながら、腕の内側の秘孔を数か所突く北斗神拳の技。
伸ばした腕の先端の方から骨と筋肉が砕けていき、最終的には顔面がひしゃげる。
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作中、最も有名な断末魔「あべし」を発したのは元プロボクサーの男
この元プロボクサーの男はケンシロウのことを
「こらチビヤロウ」と言うくらいの背丈で、ケンシロウより頭ひとつ分ほど大きい。
「北斗の拳」の舞台は日本だと考えられるのだけど、日本のボクシング界で重量級はあまり盛んではない。
ケンシロウに対しても、ジャブやコンビネーションを使わずに、いきなり大振りの右ストレートをかまそうとしてカウンターの北斗断骨筋を喰らってしまう。
自称プロボクサーだが、きっと大した成績ではない。
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ジャッカルが意外に大男
トヨと並ぶジャッカルの姿が、イメージよりだいぶ大きい。
老女のトヨが150cm程度と考えると、2倍ほど大きく見えるので、3メートル程度ありそうに見える。
トヨのライフルをジャッカルが掴んで奪うシーンのコマでは、ライフルの銃身の幅よりジャッカルの小指の幅の方がはるかに大きく、ジャッカルの指ではトヨのライフルのトリガーを引けそうにない。
ジャッカルが大男だとすると、そのジャッカルを片手で掴む悪魔の化身（デビルリバース）はどれほど巨体なのか……
