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【北斗の拳】断末魔INDEX 19 神に捨てられた村の巻 珍しくモヒカンを殺さないケンシロウ

北斗の拳」の断末魔を、どのキャラがどの話で発したか、また、登場した拳法・秘孔について調べやすいようにインデックスをつけていく。 

 

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【神に捨てられた村の巻】

トヨたちの村に水が出たことをジャッカルたちはつかんでいたが、ケンシロウがいるため様子をうかがっていた。

先走った偵察隊が、ジャッカルの指示なしに水場を襲うも、ケンシロウに撃退される。

 

夜になり、自分の存在が争いの種になることを危惧し、ケンシロウはバットとリンを残して村を出ようとする。

しかし、それに気づいたバットとリンは強引にケンシロウについていく。

 

ケンシロウが去ったことを確認したジャッカルたちは、村を強襲。

トヨは神に祈りながら、ライフルでジャッカルを狙うも、外してしまう。

さらにライフルで牽制しようとするトヨだったが、ジャッカルは全身にダイナマイトを蒔いており、

「撃つなら 撃ってみろ」

と迫るのだった。

北斗の拳 3巻【電子書籍】[ 武論尊 ]

 

〇登場した断末魔

 

なし

 

〇名前が登場した拳法・秘孔

 

・北斗虚無指弾(ほくときょむしだん)

 

ジャッカルの配下の偵察隊に放った北斗神拳

指で弾いた何かを相手の顔面にぶつけているような描写だが、何を飛ばしているかは不明。

喰らうと、呆けたようになり、ここ数日の記憶が消える。

 

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実はただ者ではないジャッカル偵察隊のモヒカン

 

ジャッカルの指示がなくても、勝手に水場を襲う偵察隊のモヒカン。

軍隊みたいなきっちりとルールのある組織ではなく、ならず者たちの集まりということを示しているんだと思う。

 

ジャッカルの配下のモヒカンたちの乗るバイクは、比較的似たようなデザインが多いのだけど、この偵察隊のバイクは、バッファローのスカルとアバラのデザインされた個性的なデザインである。

 

さらに使う武器も、三節棍という素人にはちょっと扱えない武器。

 

ケンシロウにやられて、すぐに退場してしまったが、実は偵察隊のモヒカンはただ者ではないのかもしれない。

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 「バット やつらを砂漠にでも捨ててこい」

 

北斗虚無指弾で茫然自失としているモヒカンたちの処遇について、バットに言ったケンシロウのセリフ。

 

珍しくモヒカンを問答無用で殺さずに対処している。

これができるなら、となり村の水場の番人の頭蓋は、どうしてかち割ってしまったのか……

 

それにしても、大の男たちを小柄なバットが砂漠まで運ぶのは、なかなかの重労働である。

「捨ててこい」というなら、大人のお前が捨ててこいよ、ケンシロウ

 

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ケンシロウがいなくなると速攻で襲ってくるジャッカル

 

強敵のケンシロウがいなくなるのを待ってから襲うのは分かるが、戻ってくる可能性を考慮するなら、もう1日2日待ってから襲った方がベターな気がする。

せっかく水が出るまで待ったんだから。

 

しかし、ケンシロウはトヨの放った銃声を聞きつけたが、ジャッカルたちの集団のバイクの音には気付いていなかった。

 

銃声の大きさとは?:ジェットエンジンより大きな銃声の到達距離 | HB-PLAZA

銃声はなかなか大きな音がするし、周囲に何もない荒野でケンシロウの卓越した聴力を考えると、その聞こえる距離は相当ありそうにも思える。

 

作中では詳細に描かれていないけど、ジャッカルはケンシロウが去ってから、数時間は待っていたのかもしれない。

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神=ケンシロウ? サブタイトルが示すのは

 

この回のサブタイトルは「神に捨てられた村の巻」。

トヨが「神の御加護を!!」と祈りながら発砲したものの、ジャッカルに当たらなかったことを示しているとも読めるが、前々回でケンシロウに出会ったタキがケンシロウを“神様”と呼んでいたことから、タキにとっては“神=ケンシロウ”とも言える。

 

つまり、サブタイトルが示すのは、この村がケンシロウに見捨てられたこととも読める。

アニメやゲームなどの副題として、「世紀末救世主伝説」とついている作品があるが、世紀末の救世主は弱者を見捨てることもしばしばある。

 

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