「北斗の拳」の断末魔を、どのキャラがどの話で発したか、また、登場した拳法・秘孔について調べやすいようにインデックスをつけていく。
【狂犬ども死すべし!の巻】
ケンシロウはトヨの子供たちの面倒を、オアシスの村のバー店主に頼むと、一人ジャッカルたちの後を追う。
ジャッカルの本隊と離れて食糧調達をしていた二人を見つけると、ケンシロウは一人を手早く殺害。
もう一人の秘孔を突くと、
「メッセンジャーになってもらおう」と告げる。
秘孔を突かれた男がジャッカルに合流すると、頭部が破裂し死亡。
ジャッカルに対してのケンシロウの怒りを伝えるのだった。
ケンシロウの現れた場所は、ジャッカルの片腕・フォックスの一隊が食糧調達をしていた辺りだったが、ジャッカルはフォックスを見捨てて、より遠くに逃げることとする。
フォックスは、虚拳・跳刀地背拳を使う男。
とある集落でも跳刀地背拳で村人を殺し、略奪をしていたフォックスだったが、そこにはケンシロウが現れる。
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〇登場した断末魔
・「ゴギァ!!」
ケンシロウに倒されたジャッカルの配下二人のうち一人の断末魔。
蹴りでアゴを跳ね上げられた際に発した。
この後、後頭部が破裂して死んだ。
・「てはっ!!」
ジャッカルへのメッセンジャーを、ケンシロウに命じられたジャッカルの配下の一人。
ジャッカルに対面し、ケンシロウの襲来を報告した後、頭部が徐々に歪んでいき、
「あっ! いて!!」
「いて! いててて!!」
「てはっ!!」と頭部が二つに裂けて死んだ。
〇名前が登場した拳法・秘孔
・跳刀地背拳(ちょうとうちはいけん)
仰向けに倒れ、死んだふりをした状態で、油断した敵が近づいたところ、急に跳ね上がり、両手に持った刀を振り回す技。
敵の虚をつく虚拳。
ネタバレしていると無効化されてしまう拳法なのだが、ケンシロウには拳法名も特徴もモロバレだった。
拳法家の間では、意外に有名なのかもしれない。
仰向けに寝た状態から、水平姿勢を保ちつつ、垂直に2メートルほど跳躍するので、マスターするためのトレーニングは相当厳しそう。
ネタバレに弱い上、トレーニングは厳しそうなので、非常にコスパが悪い拳法。
「拳法を覚えて強くなりたい」と近所の拳法道場の門をたたいたとき、教えてくれるのが跳刀地背拳だったら、やめておいた方が良い。
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鬼畜な所業の外道な登場人物が多い回
この回は非道な行動をとる人物が多い。
・バーの店主の額を突き、一か月後に死ぬから、治せる自分が帰ってくるまで子供たちの面倒をみるよう脅すケンシロウ。
・人を殺して食糧を奪うジャッカルの手下たち。
・その場で殺さず、ジャッカルへのメッセンジャーとしてから殺すケンシロウ。
・フォックスを見捨てるジャッカル。
・凶悪な人相をしているという見た目だけで、行き倒れ(たフリ)のフォックスを問答無用で殺そうとする村人たち。
・村人を跳刀地背拳で騙し討ちし、殺害するフォックス。
・死体に立ちションをかけるフォックス。
・立ちション中のフォックスを襲うケンシロウ。
ケンシロウが、“努力・友情・勝利”を掲げた少年マンガの主人公とは思えない……
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サブタイトルの元ネタは松田優作主演の映画
この回のサブタイトル「狂犬ども死すべし!の巻」というのは、大藪晴彦の小説で松田優作主演の映画にもなった「野獣死すべし」だと思われる。
といっても内容は、そんなに関係なさそうだけど。
ちなみに、ジャッカルもフォックス(キツネ)もイヌ科の生き物。
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