「北斗の拳」の断末魔を、どのキャラがどの話で発したか、また、登場した拳法・秘孔について調べやすいようにインデックスをつけていく。
【KINGの逆襲の巻】
KINGの本拠地・サザンクロスタウンではKINGの配下が人々に重労働を強制し、一方でKINGは美女をはべらせていた。
そんなサザンクロスタウンに、スペードの部下がスペードの敗北を伝えに訪れる。
報告を聞いたKINGは、ケンシロウから逃げてきたスペードの部下を冷徹に処刑。
KINGは、ケンシロウを探す代わりに、人々を理由もなく処刑し、
「胸に七つの傷の男に告ぐ
貴様が逃げている間
この処刑は続く!」と張り紙を至る所に残し、ケンシロウをあぶり出そうとする。
旅を続けるケンシロウとバットは、KINGの部下ダイヤの一団が罪のない親子を処刑しようとしている場面に遭遇。
幼い娘が父親の身体を支え、娘が力尽きれば父の首が絞まる残忍な仕掛けの処刑。
ケンシロウは親子を救うと、棒術を駆使するダイヤを撃破。
そして、ケンシロウはKINGとの決戦を心に誓うのだった。
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〇登場した断末魔
・「あお~~~っ‼」
・「ヒィ‼」
KINGが南斗聖拳でスペードの部下二人の胸を貫いたときの断末魔。
・「これが… うわさにきく北斗神拳か…」
ダイヤが交首破顔拳を喰らった際の断末魔。
まだ、個性的な断末魔ではない頃。
〇名前が登場した拳法・秘孔
・交首破顔拳(こうしゅはがんけん)
ダイヤを倒した北斗神拳の技。
相手の首筋に両の貫手を打ち込み、膝蹴りをかます技。
喰らった後、顔面が真っ二つに割れる。
秘孔を押すだけなら、両の貫手だけで事足りるので、膝蹴りは不要な気がする。
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「スローすぎて あくびがでるぜ」
ダイヤの素早い動きの棒術に対し、余裕でダイヤの棍棒を止めて放ったケンシロウのセリフ。
セリフだけ聞くと余裕なようだが、ケンシロウの身体の三ケ所を棍棒がかすって出血している。
実はケンシロウの内心はビクビクものだったのかもしれない。
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全裸フル〇ンにマント姿で堂々と人を殺すKING
絵を見る限り、数十人の部下がいる前と判断できるが、その大勢の部下の前でも堂々と全裸フル〇ンをさらすことができるKING。
どう考えても真っ当な神経ではないが、加えてその全裸フル〇ン状態にマントを羽織っただけの姿で、スペードの部下二人を顔色ひとつ変えずに処刑するのだ。
まさかスペードの部下のモヒカンも、自分の人生の最後が全裸フル〇ンマント姿の上司の手による殺害だとは想像だにしていなかったに違いない。
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そんな冷徹なKINGだが、一方でケンシロウをおびき寄せるための張り紙の手書きの文言には、ちゃんと漢字に読み仮名をふるという細やかな気配りを見せている。
少年誌に配慮し漢字に読み仮名をふるKINGと、少年誌であることを無視し全裸フル〇ンマント姿のKING。
どちらのKINGが本当の姿なのか理解に苦しむが、ひとつだけ断言できることがあるとすれば、KINGは変態ということだ。