「北斗の拳」の断末魔を、どのキャラがどの話で発したか、また、登場した拳法・秘孔について調べやすいようにインデックスをつけていく。
【悪魔の処刑の巻】
リンや女性たちをさらった集団の名前はGOLAN(ゴラン)。
オアシスの街から南に10kmあまりに彼らの拠点・神の国(ゴッドランド)はあった。
ケンシロウとバットはGOLANを追う。
先を行くGOLANの一団の前に、妻や恋人、娘を取り返そうとする男たちの集団が現れる。
しかし、武装した男たちをGOLANは一蹴。
GOLANの少佐は、とらえたリマの父の首を、娘の目の前で非常にも、ワイヤーで切断してみせる。
次にケイの夫も殺そうとする少佐の姿に、リンは心の中でケンシロウに助けを求める。
そのリンの願いが通じたのか、ケンシロウがGOLANの前に出現。
少佐の部下が投げナイフでケンシロウを襲うが、ヌンチャクではじき返し、逆に投げた者に刺し返す。
ワイヤーを使う少佐も続いて撃破。
北斗神拳の経絡秘孔によって、リマの父と同じように少佐の首も切断されるのだった。
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〇登場した断末魔
・「あふわっ!!」
GOLANの少佐が
「さあ突いてこい!
突いてきた瞬間 おまえの手首は宙に舞う」
と、余裕たっぷりに構えていたところに、突きではなく、ケンシロウの蹴りを無様に喰らった際の叫び声。
断末魔ではない。
実際の断末魔は地味に「ああ!!」。
〇名前が登場した拳法・秘孔
・明見(めいけん)
経絡秘孔のひとつ。
突かれると本人の意思とは関係なく、両腕が左右に広がる。
少佐はワイヤーを自身の首に巻いた状態で秘孔を突かれたので、自分の手でワイヤーを絞め、首を切断するはめになった。
もうひとつ全身の機能を狂わせ自在に操れる経絡秘孔も蹴りで突かれたが、そちらの秘孔の名前は不明。
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唐突にヌンチャクを使いだすケンシロウ
ここまではずっと素手で闘っていたケンシロウだけど、このシーンで初めてヌンチャクを使用。
シン戦での血を舐める仕草といいヌンチャクといい、この頃のケンシロウはブルース・リーのイメージを前面に出してきている。
ヌンチャクというのは、もともと携帯できる隠し武器だそうなので、暗殺拳の北斗神拳の方針とは反しない武器なのかもしれない。
とはいえ、ラオウがヌンチャクを使うイメージはない。
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GOLANは聖書にある都市の名前
元ネタが都市の名前であるなら、組織名とするより彼らが作ろうとする都市の名前としても良さそうなものだが、組織名をGOLAN、目指すものを“神の国(ゴッドランド)”としている。
GOLANを目指すよりも“神の国(ゴッドランド)”とした方が、読者にとって分かりやすいという配慮だったのではと推測する。