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強豪チームに一矢を報いる 「がんばれ!キッカーズ」は「キャプテン翼」のパクリマンガではない!検証48

 

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がんばれ!キッカーズ」と「キャプテン翼」の似ているところと違うところを、コミックス12巻の中から、具体的に指摘していく。

 

【ストーリー概要】

控えの四年生のチームから、正キーパー・山辺をはじめ、レギュラーを投入してきた清水が丘FCは、1点ビハインドの状態から逆転、一気に4点を取って、キッカーズとの力の差を見せつける。

しかし、一方的な展開にも関わらず、闘志を失くさないキッカーズは、清水が丘FCの攻撃にも対応ができるようになっていき、それどころか清水が丘FCゴールまで脅かすことに成功。

キッカーズの懸命のプレーに、清水が丘FCのエースストライカー・北条も参戦。

日本一のチーム、清水が丘FCは、弱小キッカーズを相手にベストメンバーをそろえてくるのだった。

エ-スストライカーの北条がキッカーズゴールを襲うが、本郷キャプテンは、日本一のキーパー・山辺の見せたプレーを吸収し、最終的にはゴールを許すものの、日本一のチームのエースと同等に戦えることを見せる。

残り時間も少なくなっていく中、キッカーズは死力を尽くして最後の攻撃をかける。

試合終了間際、キッカーズみんなの思いを受け取った翔は、ついに日本一のチームから1点を奪うのだった。

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勝敗は既に決したものの、最後に格上のチームに一矢を報いるという展開は、主人公チームが全国トップクラスであるキャプテン翼」ではない展開である。

 

清水が丘FCから最後に奪ったゴールのシーンも、ダイビングヘッドと見せかけ、キーパーをふってから、逆サイドにボレーシュートを放つ、というプレーで、「キャプテン翼」で似たシーンはなかったように思う。

 

試合の終わった後、日本一のチーム、清水が丘FCと、少し前まで公式戦全敗のおんぼろチーム、北原キッカーズ両者が互いの健闘をたたえ合う、さわやかな幕切れのシーンでマンガは終わる。

ところで、清水が丘FCの皆さん、南陽SCとの交流試合の予定を忘れてませんか?

 

さて、このエピソードの前に登場した東京の清心学園SCといい、この清水が丘FCといい、地区予選の決勝戦を前に、他地域のチームが出てきて全国大会への機運が高まっているように読める。

もしかしたら、この時点では、南陽SCとの決勝戦の勝敗をどうするか決めていなかったのかもしれない。

 

ここが違うぞ!

キャプテン翼:国内で格上のチームと戦うことはない。

キッカーズ:格上のチームから必死に1点をもぎとる。

 

次回は、地区予選決勝の南陽SC戦。

 

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