【試合概要】
ワールドユース選手権の決勝トーナメント一回戦。
”フィールドの破壊神”ステファン・レヴィンの殺人シュート三連発を身体を張って止めた赤井。
赤井の決死のディフェンスからボールを押さえた翼は、レヴィンに言い放つ。
「おれはきみのレヴィンシュートは まねしない‼
なぜなら……
サッカーボールは おれのトモダチで 決して人を傷つける道具じゃないからだ‼」
プレー | 選手名 | ポイント | 試合得点 |
翼 直角フェイントでレヴィンを抜く | 翼 | 1 | |
翼 壊れたスパイクを履き替えるため、ボールを葵に託す | |||
葵 直角フェイント連発でラベリ、リュング、ミルドをかわす | 葵 | 1 | |
葵 スウェーデンの厚い守りにバックパス | 葵 | 1 | |
翼 スパイクを履き替え、日向にフライングドライブパス | 翼 | 1 | |
日向 ワントラップでブローリンをかわす | 日向 | 1 | |
日向 ローリングオーバーヘッドシュート | 日向 | 1 | |
ラーソン 走り込んでシュートブロック | ラーソン | 1 | |
葵 走り込んで、こぼれ球をジャンピングボレーシュート | 葵 | 1 | |
フェデリックス 身体を張ってブロック | フェデリックス | 1 | |
ブローリン ボールを大きくクリア | ブローリン | 1 | |
レヴィン 倒れた赤井の治療のため、ボールをサイドに蹴り出し試合を止める | |||
赤井 一時的にピッチを離れる | |||
翼 スローインのボールをレヴィンにわざと渡す | |||
スウェーデン 多彩なパスワークで攻める | |||
フェデリックス ラーソンにパス | フェデリックス | 1 | |
ラーソン パスをまわす | ラーソン | 1 | |
詳細不明 | |||
レヴィン スピード重視のNEWレヴィンシュート | レヴィン | 1 | |
若林 シュートをダイビングキャッチ | 若林 | 1 | |
赤井 治療を終え、ピッチに復帰 | |||
試合はスウェーデンペースも全日本は一丸となって守備 | |||
レヴィン 赤井を抜く | レヴィン | 1 | |
後半終了 | 日0-ス0 |
最愛のフィアンセ、カタリーナ・カレンをひき逃げされ、死なせたことが自分のせいと思い込むレヴィン。
フィアンセが「世界一のサッカー選手に……」と言い残したことが、レヴィンを立ちはだかる者をすべて破壊する”フィールドの破壊神”へと変えていった。
それが赤井の犠牲的プレーと翼くんのセリフで、目を覚ますというのが、大まかな流れ。
全日本ゴール前で、倒れた赤井と若林くん、レヴィンしかいない状態で、スウェーデンユース絶好のチャンスにも関わらず、ピッチの外にわざとボールを蹴り出すのが、レヴィンの改心を表すシーンとして象徴的。
しかし、このワールドユース編では、カルロス・サンターナが”サッカーサイボーグ”から改心したり、リカルド・エスパダスが日本への憎しみを思い直したりと、翼くんとの試合を通じて改心するパターンが結構多い。
翼くん、カウンセラーとしても有能か。
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改心したレヴィンは、回転をかけない、衝撃度数を無視したスピード重視のNEWレヴィンシュートを放つ。
「NEW」をつけたネーミングだけど、シュートの前に回転をかけないんだったら、それは「レヴィンシュート」どころか、普通のシュートではなかろうか?
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それにしても、レヴィンシュート三連発を喰らって、肋骨、鎖骨、鼻骨が折れているであろう赤井を、
「赤井が限界なのはわかってる
でも 選手交代で
この守りのリズムを崩したくない」
と、ベンチに下げない賀茂監督は、監督としてやはり問題な気がする。
それを聞いて、赤井の降板を進言していたコーチも
「な…なるほど」
いや、納得したらダメだって。
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90分を戦い抜いて、0-0のスコアレス。
試合は延長戦へ。