【キャプテン翼】石崎くんはサッカー日本代表にふさわしい実力か?検証90 全日本Jr.vsフランスJr.8 - カワズまんが研究所
石崎くんが代表にふさわしい活躍をしているのかを検証するため、誰がどれだけプレーしているのかを集計しているのだが、そこで副産物的に分かったことがある。
それはフランスJr.ユースのキーパー、アモロが全然活躍していないことだ。
一般的にキャプテン翼のファンであれば、ダメキーパーといえば、森崎くんを思い浮かべる人が多い。
確かに、若林くん、若島津くんに比べると、森崎くんは実力に劣ると言わざるを得ない。
若林くんが守っていた後半残り15分までは、2-0で勝っていたのに、森崎くんに代わったとたんに、逆転されたことも記憶に新しい。
とはいえ、小学生時代は負傷した若林の代わりとして全国優勝に貢献、中学生時代は正GKとして全国優勝、高校時代は東邦学園に後塵を拝したものの、全国大会で準優勝と、充分すぎる記録を残したエリートであり、毎回年代別の代表に選ばれている。
さて一方、フランスJr.ユースのキーパー、アモロの話である。
Jr.ユースに選ばれているのだから、それなりの実績なんだと思うのだけど、残念ながらその実績は作中では全く明かされていない。
そして、実際のプレー描写となる。
フランスJr.ユースの試合描写があるのは、イングランドJr.ユース戦と全日本Jr.ユース戦の2戦だ。
まず、イングランドJr.ユース戦を見ていこう。
シュート①
イングランドJr.ユースは、右サイドから左サイドに揺さぶるサイドチェンジのパスからFWディーンのヘッドでシュートし、先取点を決めている。
→アモロ、ボールに触れず。
しかも、実況に「フランス キーパー アモロくん ちょっと とびだすのがおそかった‼」と言及されており、アモロのミスと作中で認められている。
シュート②
1点目と同様のサイドチェンジのパターンからFWライトがヘディングシュート。
→ピエールが防ぐ。アモロは関われず。
イングランド戦はこのシュート2本だが、アモロは全くボールに触れていない。
それでは次に、全日本Jr.ユース戦を見てみよう。
シュート①
翼のノートラップランニングボレーシュート。
→アモロ、全く動けず。ゴール
シュート②
翼のスライダーシュート。
→アモロ、飛びつくが取れず。ゴールポストに当たってノーゴール。
シュート③
日向のタイガーショット。
→アモロ、触れず。その前のパスがオフサイドでノーゴール。
シュート④
岬のダイビングヘッドシュート。
→ピエールがブロック。アモロは関われず。
シュート⑤
翼のオーバーヘッドシュート。
→アモロ、触れず。翼のシュートが密集地での危険なプレーと見なされノーゴール。
シュート⑥
翼のドリブルからのシュート。
→アモロ、触れず。前半終了のためノーゴール。
シュート⑦
日向のタイガーショット。
→アモロ、触れず。ゴール。
シュート⑧
翼のドライブシュート。
→アモロ、触れず。ゴール。
シュート⑨
翼のドライブシュート。
→ナポレオンがブロック。アモロは関われず。
シュート⑩
松山のイーグルショット。
→ピエールがブロック。アモロは関われず。
シュート⑪
立花兄弟のスカイラブ・ツインシュート。
→ピエールがブロック。アモロは関われず。
シュート⑫
岬のスライディングシュート。
→ナポレオンがブロック。アモロは関われず。
シュート⑬
岬のジャンピングボレーシュート。
→アモロ、触れず。ゴール。
シュート⑭
翼・岬のツインジャンピングボレーシュート。
→アモロ、飛びつくが触れず。ゴールバーに当たりノーゴール。
シュート⑮
日向のキャノンシュートを撃ち返すタイガーショット。
→アモロ、触れず。延長戦前半終了のためノーゴール。
シュート⑯
日向のタイガーショット。
→ピエールがブロック。アモロは関われず。
と、計16本のシュートが撃たれたが、アモロがボールに触ったシーンはなし。
その後のPK戦。
若島津くんは5本中1本止めており、決められた4本のうち1本は掴んだものの負傷のため止めきれなかったので、実質2本に触れている。
対するアモロは地元フランスの観客から、大アモロコールを受けていたにも関わらず、5本ともボールに触れられもせず。
しかも、日向くんのシュートに至っては反応すらできず。
と、PKも含めて、計21本のシュートを撃たれながら、止めたシュートは0本。
ピエールとナポレオンが先に止めたシュート6本を除いても、15本(うちPK5本)中0本セーブという不名誉な記録である。
さらにいえば、オフプレーでボールに触っているシーンも皆無である。
無論、ゴールキックのシーンもない。
というわけで、ノーゴールの分も含め、バンバンシュートを撃たれながら、1本も触れられなかったアモロが最弱キーパーといって差し支えないと思う。
次回からは、決勝西ドイツJr.ユース戦。
【キャプテン翼】石崎くんはサッカー日本代表にふさわしい実力か?検証91 全日本Jr.vs西ドイツJr.1 - カワズまんが研究所