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【THE POOL】「亜人」の桜井画門先生の新作マンガ紹介 謎の生物たちが跋扈する未知の惑星でのSFサバイバルアクション!

 

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2025年12月に発売された「亜人」の桜井画門先生の新作マンガについて紹介していく。

 

●全2巻のSFサバイバルアクション

「THE POOL」は「good!アフタヌーン」2024年~2025年に不定期短期連載されたSFアクションだ。

 

2巻の巻末にある桜井先生の後記によると、「亜人」連載終了後にマンガ家を辞めようと考えていたところ、編集長に恫喝されて描くことにしたとのこと。

内容としては、先生が好きなアクション映画の要素を詰め込んだ作品となっている。

 

短期連載のため、全2巻で完結。

このまま映像化したとしたら、おそらく一時間ちょっとくらいになるのではという分量だ。

 

2巻で完結するので、新しく面白いマンガは読みたいが、新たに長い連載を追っていくのが面倒という人にもオススメである。

 

●未知の惑星でのサバイバル

 

本作のおおまかなあらすじについて紹介する。

 

・ストーリー

地球から遠く離れた惑星で、警備部シエラチームの「チーフ」「リップ」「バイト」「タイ」の4名のメンバーは、2週間の任務を終えた帰路の途中、1年以上前に放棄されたはずの採掘場からSOS信号らしきものが発せられているのを発見する。

航空機の燃料の不足により、機はSOS信号の調査に向かう4名を残して基地に帰還。

帰りの移動手段が無く、任務終わりで残り弾薬も少ない状況で、4名は採掘場の調査を開始。

採掘場の中には、廃坑道に出現した怪物のため、軟禁状態になっていた調査隊のメンバーがいた。

4名は生き残った調査隊と、調査隊の乗ってきた車両まで、怪物のいる廃坑道の突破を試みる。

しかし、調査隊を名乗る要救助者たちには、秘密があった……

 

1巻は、暗闇に潜む怪物の襲撃に備えながら地下の廃坑道を進むホラー要素と、調査隊を名乗る要救助者たちの裏を探るサスペンス要素が強く、

2巻では、怪物たちと銃を用いて戦闘を行うアクション要素が強くなっている。

 

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●主人公たちは生身の人間

桜井先生の前作「亜人」は、不死身という特殊能力を持つ亜人が作中で重要な要素だった。

しかし、本作「THE POOL」のシエラチームの4名は、元兵士で銃器の扱いに長け、タフな肉体を持っているが、基本的には生身の人間である。

超能力を持っていたり、サイボーグに改造されていたりはしない。

 

そして、任務終わりの予定外の行動だったため、残弾数が限られていて、装備も限られている。

 

限られた装備の生身の人間たちが、怪物たちの跋扈する未知の惑星で、絶望的な状況を生き残ろうとする緊迫感が本作の見どころだ。

 

主人公たちが何者なのかの詳細はあまり描かれていないものの、彼らの隠されていた特殊能力が発動して状況を打開する展開は存在しない。

読みながら、そのような展開を先読みする読者もいるかもしれないが、そんなご都合展開はないので、安心して(?)緊迫感を楽しむことができる。

 

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●背景は分からないものの魅力的な登場人物たち

本作はトータルで300ページほどしかない。

そのため、そもそも舞台となった惑星はどんな場所なのか(ラストで少し説明が入る程度)、主人公たちはどういう背景を持っている人物なのか、あまり詳しく描かれていない。

 

しかし、情報は少ないながら、セリフや行動から、シエラチームの4名がどんな人物なのかは分かるようになっている。

この辺りは見事な構成だと思う。

 

そして、なんといっても後半のアクションのテンポと迫力が素晴らしい。

 

アクション映画1本観るような気持ちで読めるので、ぜひ本作を読んでみてほしい。