「北斗の拳」の断末魔を、どのキャラがどの話で発したか、また、登場した拳法・秘孔について調べやすいようにインデックスをつけていく。
【野望を絶つ涙!の巻】
大佐(カーネル)は中国拳法を会得しており、南斗無音拳を使うことができるのだった。
目と筋肉の微妙な動きから、ケンシロウの行動を先読みするカーネルに対抗するため、ケンシロウはあえて目を閉じ、一切の気配を絶ち、カーネルの攻撃を迎撃する策をとる。
気配を殺し、接近してくるカーネルだったが、その攻撃をかわすとケンシロウは拳を叩き込む。
二人の差を分けたのは、20~30年の訓練で強さを得たカーネルに対し、2000年もの間、一子相伝で受け継がれていた北斗神拳の歴史の差だった。
勝敗の決した二人の前に、ケンシロウに加勢しようとするリンが現れる。
カーネルはリンに槍を投げつけ、ケンシロウの隙を生み出し、ケンシロウにもダメージを与えることに成功する。
しかし、カーネルは既にケンシロウに秘孔・瞳明を突かれており、もはや闘える状態ではなかった。
「な…なぜだ なぜ
き…きさまほどの力があったら
なんでも可能(中略)
そ…それを こんなことに 後悔せんのか…」
と、死の間際に口にするカーネル。
だが、ケンシロウの足を引っ張ってしまったことを涙ながらに謝るリンの姿に、
「後悔するはずはない……」
とケンシロウはつぶやくのだった。
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〇登場した断末魔
・「ひゃぶ」
・「あおおえ」
・「へげえっ」
いずれもカーネルの断末魔と悲鳴。
ケンシロウの連打を喰らったときの悲鳴が、
「ひゃぶ」と「ぶっ!!」。
北斗壊骨拳を喰らった後の断末魔が、
「はう!!」「あおおえ」「へげえっ」だった。
〇名前が登場した拳法・秘孔
・南斗無音拳(なんとむおんけん)
ここで初めて南斗聖拳に、いくつもの分派がある設定が追加された。
南斗無音拳の特徴は作中で何も言及されていなかったが、気配を殺して相手を切り刻むことが特徴と思われる。
南斗聖拳の使い手は、ケンシロウの胸板を指で貫くシンのように、みな素手であるが、カーネルは金属の付け爪を五指に装着していた。
これはカーネルの南斗聖拳のレベルは、シンやレイに劣るという描写だと推察する。
・瞳明(どうめい)
突かれると、眼球がぐるっと回転し、白目をむいた状態になるため、視覚が使えなくなる。
喰らったカーネルは
「目が! 目が~~~!!」とパニックに陥った。
秘孔を突かれてから、発動までに数秒のタイムラグあり。
北斗壊骨拳を喰らったら、眼球が元に戻ったので、衝撃等の条件で解除されるようである。
ケンシロウが連打を叩き込んだ際に、秘孔を突いたと考えられる。
この連打の描写で、叩き込んでいるのはグーパンチばかりだが、右頬を突いているのだけはグーではなく貫手である。
もしかしたら右頬が瞳明の秘孔の位置なのかもしれない。
・北斗壊骨拳(ほくとかいこつけん)
眉間の辺りの秘孔を突くことで発動する北斗神拳の技。
喰らうと、頭蓋骨を始めとした上半身の骨が、砕けながら背中から飛び出すという北斗神拳の中でもグロい技。
こういう身体の中心にあって左右の位置が関係ない秘孔であれば、サウザーを倒せそうな気がするが、サウザー戦では使われない。
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カーネルさんはピッチリ横分け
ケンシロウの連打を喰らって、ベレー帽の脱げたカーネルの髪型は、ピッチリした横分けスタイル。
そういえばカーネル・サンダースの髪型も横分けだった気がするが、さすがにカーネル・サンダースがモデルではないだろう。
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「あたしも戦う!!」
と現れたリンに、並んだ戦士の像の槍を投げつけるカーネル。
間一髪のところで、槍を止めるケンシロウ。
しかし、リンが登場して「ケン!!」と呼びかけたコマを見ると、ケンシロウとカーネルはリンとほぼ等しい距離である。
そのため、カーネルの放った槍をケンシロウが止めるには、ケンシロウの移動速度は槍の飛行速度を超えなければならない。
しかも、ケンシロウがつかんだのは、槍の先端の穂先の方である。
やり投げの水平速度は、秒速15~20メートルくらいらしい。
時速に換算すると、54~72キロメートルとなる。
それを追い越すわけだから、ケンシロウのダッシュの速度は時速60~80キロメートルは出ていないとならない。
時速60キロメートルだと、100メートルを6秒ほどで走る計算となる。
(時速80キロメートルだと、100メートルは4.5秒ほど)
さすが通常の人間が30%しか使用できない人体の潜在能力を、100%引き出せる北斗神拳といったところか。
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