「北斗の拳」の断末魔を、どのキャラがどの話で発したか、また、登場した拳法・秘孔について調べやすいようにインデックスをつけていく。
【究極の暗殺者の巻】
マッド軍曹の放ったニードルナイフでケンシロウの身体から血が噴き出すが、ケンシロウは筋肉の隆起で出血を止める。
さらに神の国の兵士たちが
「一度思いっきり 人を殺してみたかったんだ」
と次々に襲い掛かってくる。
しかし、訓練された兵士たちを余裕で返り討ちにするケンシロウ。
ケンシロウを強敵と認めたマッド軍曹は、1秒間に10回突き刺すことのできるナイフ術で、自らケンシロウに立ち向かう。
だが、その自慢のナイフ術もケンシロウにはまったく通じず、秘孔でマッド軍曹の身体は自由に動けなくなる。
「おまえは自力で おきあがることはできん!
溺死したくなければ首領の居場所をおしえろ!」
と尋問するケンシロウに、大佐(カーネル)の居場所を白状するマッド軍曹。
大佐のもとに向かおうと立ち去るケンシロウの背後に
「バカめ! おれを殺さずに生きてでられると思ったか!!」
と、マッド軍曹が迫るが、
「殺されたことに気づかなかったようだな…」と
マッド軍曹の生命を奪う秘孔はすでに突かれていたのだった。
「きさまのような外道
おれが生かしておくと思うか!」
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〇登場した断末魔
・「たわば!!」
「あべし」「ひでぶ」に次いで有名なマッド軍曹の断末魔。
水槽の水はケンシロウが抜いてくれたので溺死は免れたが、すでに秘孔を突かれた後だったため胴部が破裂し、顔面がひしゃげて死亡。
どうせ殺すのなら、この時代に希少な水槽の水を抜かなければ良いのに……
胴部の破裂後、顔面がひしゃげるまでの間、下記の断末魔を放った。
「はぁひゃ~~~!!」
「ひょ~~~~~~~」
「ひぇ…た… たすけてく…」
「たわば!!」
〇名前が登場した拳法・秘孔
・NEEDLE KNIFE(ニードルナイフ)
マッド軍曹の使った武器。
特殊工作隊(レッドベレー)で使う吸血のNEEDLE KNIFE。
なぜ英語表記なのかは不明。
ストロー状の形状をした武器で刺されると全身の血が噴き出す。
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ボウガンの矢をはね返すのに、ニードルナイフは喰らうケンシロウ
刺されると血が噴き出すニードルナイフに対し、 ケンシロウは爆裂マッスル脱衣をしながら筋肉の隆起で出血を止めた。
ボウガンの矢すら止める二指真空把を使えば、まったく出血せずに防御できたと思うのだけど、なぜかケンシロウは8本喰らってしまっている。
力の差を見せつけるためにあえて受けて見せたのか、それともマッド軍曹の投擲スピードがボウガンをはるかに凌駕していたのか、いずれか不明。
なお、刺されると血が噴き出す武器といえば「魁‼男塾」の梁山泊十六傑の梁皇が雷電に使用した噴血針を思い出す。
(「北斗の拳」のニードルナイフの方が登場は先)
ケンシロウはニードルナイフの出血を筋肉で止めただけだが、雷電は筋肉の張力で噴血針そのものを相手に撃ち返した。
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ブルース・リーを彷彿とさせるハデな立ち回りが見どころの回
この「究極の暗殺者の巻」の回は、次々に襲い掛かる神の国の兵士たちに対し、ケンシロウが大暴れするアクションがハデな回である。
モーニングスター風の武器を持った二人には棒術で対抗、ナイフでかかってきた二人には回し蹴り二連撃、さらに先端にトゲのついたこん棒を敵から奪って振り回し、四人を一気に倒すといったバラエティに富んだアクションを見せる。
しかし、カラーページでハデなアクションのために作画が修羅場だったのか、ケンシロウの胸の七つの傷を何か所か描き忘れている。