「北斗の拳」の断末魔を、どのキャラがどの話で発したか、また、登場した拳法・秘孔について調べやすいようにインデックスをつけていく。
【運命の再会!の巻】
クラブがサザンクロスの中でやられた事実は、KINGの配下に七つの傷の男に対する警戒心を強めていた。
ケンシロウがバットと街に潜んで様子をうかがっていると、近隣の村の住人や難民をとらえる“家畜狩り”が行われていた。
“家畜”としてとらえられた人たちに“血の十字架(ブラッディークロス)”の焼き印を入れる様子を見て、ケンシロウはKINGの正体が自身に七つの傷をつけた男・シンであると確信する。
KINGことシンは、ケンシロウのかつての婚約者ユリアに「おまえのケンシロウが生きていた」と告げるが、北斗神拳では配下のハートに勝てず、ユリアの下にケンシロウがたどり着けないことを疑っていなかった。
ハートは、普段は部下や民衆にも穏やかに接するが、自分の血を見ると正気を無くした殺人鬼に変貌する男で、その特異な体型から“拳法殺し”と呼ばれていた。
“拳法殺し”が待ち構えていることを知らないケンシロウは、KINGの居城でついにシンと対面するのだった。
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〇登場した断末魔
・「ゲ」
ハートにこん棒をはじき返され、顔面を貫通したモヒカンの断末魔。
こん棒が頭蓋骨を貫通するって、ハート様のお腹の張力はどれだけなんだ。
〇名前が登場した拳法・秘孔
なし
【No.20 ハート】 北斗のマン 35周年シール ビックリマンチョコ 北斗の拳
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KINGようやく服を着る
前回まで全裸マントがデフォルトだったKINGことシンさん、登場三回目にしてようやく服を着て姿を現した。
さすがにフル〇ンで、旧友と再会し、場合によってはバトルに及ぶのはマズいと判断したか。
激しく動くのにフル〇ン不利だからね。
それにしても「北斗の拳」第一巻は、「ケン」「リン」「シン」と名前が「〇ン」の主要キャラクターが多い。
そのせいか、ここにきて「ケン」の本名が「ケンシロウ」であると初めて明かされる。
「ケン」の本名は「ケンシロウ」だったが、「シン」の本名は「シンタロウ」とか「シンジロウ」とかいうわけではない。
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第一話では、どうして「ケン」と名乗ったのか?
さて、本名が「ケンシロウ」であるなら、どうして第一話でリンに名乗る際に「ケン」と名乗ったのか疑問である。
推測するに、第一話の見せ場はリンが叫ぶシーンなので、そこで「ケンシロウーー!」と叫ぶより「ケーーン!」と叫ぶ方がしっくりくる。
そういったマンガの演出上の都合で、「ケン」と名乗ったのではと考える。
もうひとつの理由としては、カワイイ女の子からは、武骨な「ケンシロウ」という本名ではなく愛称の「ケン」と呼んでほしいという、ケンシロウのほのかな下心ゆえではないかとも推測する。
だとすれば、名乗った場に居合わせたバットにも愛称の「ケン」と呼ばれることは、ケンシロウとしては不本意なのかもしれない。
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「シン!
てめえにあうために地獄の底からはいもどったぜ‼」
「運命の再会!の巻」はケンシロウがシンを指さしながら、上記のセリフを発して終わる。
ケンシロウのシンに対しての積年の恨みが表現されているシーンではあるが、前話までを読み返してみると、ケンシロウの口から「人を探している」とか「南斗聖拳という拳法を使う男を知らないか?」といったセリフはまったく出てきていない。
それどころか、リンのいる村の長老に「どこへ行く?」と訊かれたときも「あてはない…」と答えるだけで、シンとユリアを探している素振りはゼロだ。
最終ページの画力と演出力でごまかされているが、武論尊先生は直前になってケンシロウがシンを探していたという設定を追加したのではないか、と邪推してしまう。