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東京人の地方民へのマウンティング 「がんばれ!キッカーズ」は「キャプテン翼」のパクリマンガではない!検証43

 

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がんばれ!キッカーズ」と「キャプテン翼」の似ているところと違うところを、コミックス10巻の中から、具体的に指摘していく。

 

【ストーリー概要】

全日本少年サッカー大会の地区予選の決勝戦に進出を決めたキッカーズ。

そんな中、キッカーズの中心メンバー健太のいとこ、健介が東京からやってくる。

キッカーズの練習を見た健介は、「へたくそなチーム」「いなかのサルチーム」と悪口を吐く。

健介の発言に激高する健太だったが、東京でサッカーチームに所属している健介は、華麗なドリブルテクニックや、キーパーを逆サイドにふってのシュートなど、キッカーズのメンバーを黙らせるサッカー技術を見せつける。

そんなキッカーズを見下してバカにする健介と、翔はリフティング勝負を挑む。

予想外にリフティングで粘る翔に業を煮やした健介は、身体を寄せていったり、ボールをぶつけたりと妨害を加えるが、翔は執念でリフティングをつなぎ、勝利。

その日の夕方、翔に敗北し、東京に帰った健介からいとこの健太に電話がかかってきて、再戦を申し込んでくる。

健介の失礼な物言いにカッとなった健太は、翔の代わりにリフティング勝負を受けることに。

さらに、勝負に負けた方は、サッカーを辞めるというペナルティを加えてしまう。

健介との勝負に備え、リフティング練習する健太。

しかし、健太のリフティングは百回が限界。

一度は、勝負を諦めてしまう健太だったが、キッカーズの仲間たちの励ましで、再度リフティングの練習を続けるのだった。

 

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感想(0件)

東京からメンバーの親戚が訪ねて来るとか、リフティング勝負をするとか、キャプテン翼」では見られない要素ばかりで、このエピソードはまるで似ていない。

 

それにしても、「がんばれ!キッカーズ」は簡単に「サッカーを辞める」とか、「チームを解散する」とか、重要なことを口にするなぁ。

 

しかし、健太くんのいとこ、健介くんは本当に性格の悪い描写が多い。

 

・健太の隠していたテストを見つけて、健太の母にチクる。

・本当は、東京の強豪チームに所属し、自身のサッカー技術にも自信があるにも関わらず、実力を隠し、参考にしたいので練習を見たいと、キッカーズに教えを請うフリをする。

・キッカーズの練習の様子を見てから、「へたくそ」とこき下ろした上に、自身のサッカーテクニックを見せつける。

・翔くんとのリフティング勝負に負けそうになると、妨害に出る。

翔くんには勝てなかったので、今度は勝てそうな健太くんに勝負を挑む。

・リフティング勝負を申し込んだ後でも、再度健太くんにワザワザ電話をかけて、挑発する。

 

地方出身のブログ管理人からすると、東京の人って、地方の人に対しこんなマウントをとってくるものなんだろうかと、不安を覚えてしまう。

 

ここが違うぞ!

キャプテン翼:主人公チームのマネージャーゆかりのいとこ、次藤洋は長崎在住で、自分より弱い相手とはケンカをせず、相手が強ければ強いほど勝負に燃える。

キッカーズ:主人公チームのメンバー健太のいとこ、健介は東京在住で、自分より下手な人を見下し、勝てそうな相手にだけ勝負を挑む。

 

次回は11巻の健介との勝負から。

 

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