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最後は主人公のオーバーヘッドシュート! 「がんばれ!キッカーズ」は「キャプテン翼」のパクリマンガではない!検証31

 

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がんばれ!キッカーズ」と「キャプテン翼」の似ているところと違うところを、コミックス8巻の中から、具体的に指摘していく。

 

【ストーリー概要】

全日本少年サッカー大会の地区予選の二回戦、由良崎SCとの対戦。

前半を1-2で折り返したキッカーズは、翔と健太のコンビプレーで同点に追いつく。

だが、由良崎SCの大海も執念で3点目のゴールを奪う。

試合も終盤に差し掛かり、キッカーズと由良崎SCは激しいボールの奪い合いの末、由良崎SCの自陣で大海が痛恨のファウル、キッカーズはフリーキックの絶好のチャンスを得る。

翔は直接ゴールは狙わずに、フリーキックからたけしのリターンをダイビングヘッドシュート。

しかし、翔の渾身のシュートもキーパーの新田に弾かれてしまう。

こぼれ球をたけしが再び翔に戻すと、ダイビングヘッドで地面に伏せたままの体勢から、翔は起き上がりざまのオーバーヘッドシュートを決めるのだった。

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由良崎SCとの試合も後半戦。

最後は、主人公・翔くんのオーバーヘッドシュートが決まったところで、タイムアップ。

 

試合終了寸前主人公がオーバーヘッドシュートを決めるのは、「キャプテン翼」の西ドイツJr.ユース戦でもある。

 

しかし、「キャプテン翼」は自分の撃ったシュートがゴールバーに当たって跳ね返ったボールを、低空オーバーヘッドしたのに対し、「がんばれ!キッカーズ」はダイビングヘッドシュート防がれたのを仲間がフォローしたボール起き上がりざまシュートしていて、状況は異なる。

 

また、「キャプテン翼」では、オーバーヘッドで勝ち越して勝利したのに、「がんばれ!キッカーズ」はオーバーヘッドを決めて同点に追いついたので、結果も異なる。

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ところで、巨体の中島大海を逆に力で吹っ飛ばし、”キッカーズの守護神”とまで言われた、この試合のキーマンの太一くん。

 

12人しかいないチーム唯一人の補欠なんだけど、ここまで活躍すると、一体どうしてレギュラーから外れたのか、逆に気になる。

学くんとかより、よっぽど役に立っているように感じるのだけど、作中に描かれていないだけで太一くんに致命的な欠点があるのか、それとも作者が補欠の頑張る展開にしたいという都合によるものか、どっちなんだろうか?

 

ここが似てるぞ!

・試合終了直前に主人公のオーバーヘッドシュートが決まる。

 

ここが違うぞ!

キャプテン翼:主人公はゴールバーに跳ね返ったボールをオーバーヘッドシュート。

キッカーズ:主人公は仲間の上げたボールをオーバーヘッドシュート。

 

キャプテン翼:主人公のシュートで勝利。

キッカーズ:主人公のシュートで同点。

 

次回は、同点でタイムアップとなった由良崎SCとのPK戦

 

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