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大型選手同士の重量級激突! 「がんばれ!キッカーズ」は「キャプテン翼」のパクリマンガではない!検証30

 

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がんばれ!キッカーズ」と「キャプテン翼」の似ているところと違うところを、コミックス8巻の中から、具体的に指摘していく。

 

【ストーリー概要】

全日本少年サッカー大会の地区予選の二回戦、由良崎SCのエースストライカー・中島大海の強力なパワーに苦戦するキッカーズは、大海との激突でバックスの守が負傷退場してしまう。

守の代わりに出場したのは、大海に唯一対抗できる体格の太一。

太一は持ち前の怪力で、大海を止めることはできたものの、勝ち越し点を入れられ1-2のビハインド。

同点を狙うキッカーズに対し、ストライカーの大海もディフェンスに回る総力守備の由良崎SC。

前半終了間際、キッカーズの猛攻で絶好のチャンスが生まれるが、翔はチャンスボールを空振りしてしまう。

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敵の大型プレーヤーに対抗するために、大型選手をぶつけるというのは、「キャプテン翼」でも、比良戸中学の次藤くんに対し、南葛中学の高杉くんがぶつかるシーンが思い起こさせる。

 

しかし、「キャプテン翼」では、ドリブル突破をはかるのは主人公チームの高杉くんの方で、「がんばれ!キッカーズ」では敵チームの大海さんのドリブルを主人公チームの太一が止める構図なので、逆となっている

 

また、高杉くんのドリブル次藤くんにあえなく止められて主人公チーム側の巨漢が負ける流れだが、太一くんは大海さんのドリブルを止めることができ互角以上の結果なので、こちらも違う

 

そもそも、相手チームの大型プレーヤー大型選手をぶつけるのは、当然の流れなので、真似ではないだろうと思う。

 

 

さて、前半終了間際に絶好のチャンスボールを空振りしてしまう翔くんだけど、その理由は額から流れた血が目に入ったため、というものだった。

 

血が目に入ったことを言い訳しない翔くんに、

「なぜ、おれたちにだまってたんだーーっ‼

(中略)

 おまえ一人で戦ってんじゃなえんだぞ‼」と、チームメイトの健太くんは激怒する。

 

負傷を仲間に隠してプレーしていたことを、仲間が「なぜ黙っていた?」と言うのはスポーツマンガではよくある展開

 

しかし、普通、仲間に隠しているのは、ねん挫、骨折、発熱とか、傍目に分からない負傷や病気だと思うのだけど、外から丸わかりのダラダラ流血に対して、どうして翔くんはキレられなければならなかったんだろうか……?

 

キャプテン翼」の翼くんは「中学生編」で肩と足を負傷を負いながらプレーを続けるけど、周りに負傷のことをオープンにしている。

 

ここが似てるぞ!

・巨漢プレーヤーに、巨漢のプレーヤーをぶつける。

・主人公が負傷のため、ミスをする。

 

ここが違うぞ!

キャプテン翼:味方の巨漢プレーヤーがドリブル突破をはかる。

キッカーズ:敵の巨漢プレーヤーがドリブル突破をはかる。

 

キャプテン翼:味方の巨漢プレーヤーは押し負ける。

キッカーズ:巨漢同士の激突は互角。

 

キャプテン翼:主人公は肩と足のケガ。ケガはオープン。(中学生編)

キッカーズ:主人公は額の血が目に入って、仲間にキレられる。

 

次回は、由良崎SCとの後半戦。

 

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