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時間稼ぎのパス回しは非難されがち 「がんばれ!キッカーズ」は「キャプテン翼」のパクリマンガではない!検証12

 

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がんばれ!キッカーズ」と「キャプテン翼」の似ているところと違うところを、コミックス4巻の中から、具体的に指摘していく。

 

【ストーリー概要】

強豪・西山SSSとの練習試合。

前半を同点で折り返したキッカーズだったが、ハーフタイム中に以前に対外試合禁止の原因となった西山小の生徒と再びもめてしまう。

相手の暴力に対し、キッカーズは手を出さなかったものの、健太とデコの二人が退場処分を受けることに。

11人vs9人のキッカーズ不利になったところで、西山SSSの水島雄が勝ち越しのゴールをあげる。

1点ビハインドで数的不利の中、決死のディフェンスをみせるキッカーズ。

身体を張った守りでゴールは許さない一方、残り時間が少なくなり、西山SSSは時間稼ぎのプレーを仕掛けてくる……

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味方チームに退場者が出てしまう展開は、「キャプテン翼」のフランスJr.ユース戦で、早田くんがルイ・ナポレオンとの衝突をきっかけに乱闘して退場したシーンが想起される。

 

しかし、「キャプテン翼」では退場者一人に対し、「がんばれ!キッカーズ」は退場者二人

 

また、「キャプテン翼」では早田くんはロッカールームにこもっていたのに対し、「がんばれ!キッカーズ」の健太くんは校舎の屋上から、俯瞰の視点でチームに指示を出す展開状況はまったく違う。

 

 

さらに試合終盤でリードしている相手チームが、時間稼ぎのパス回しをするのは、南葛小vs修哲小戦の”とりかご”を思い出す。

 

だが、「キャプテン翼」では修哲小の”とりかご”を破ったのは石崎くんのガッツだったが、「がんばれ!キッカーズ」で西山SSSが時間稼ぎのプレーを止めたのは、エースの水島雄の弟・亮の叱咤によるもので、こちらも結末は全然異なる

 

ただ、「キャプテン翼」で、心臓病を持つ三杉くんが試合後に

「やっぱり ボクはサッカーをやめないよ。

 もし1分か2分しかプレイができなくても ボクは かならずグラウンドにたつ。

 そして いつか この心臓病にも うちかってみせるよ」

と、ピッチへの復帰の決意を見せたのと、

 

がんばれ!キッカーズ」で、病に冒された水島亮くんが試合後に、

「に、にいさん。

 お…おれ、もう一度 サッカーやる。

 病気なんかに負けてたまるか…。

 そして 戦うんだ キッカーズと‼」

と、こちらも復帰の決意を語るのは、残念ながらダブって見えてしまう

 

ここが似てるぞ!

・主人公チームは退場者を出すピンチ。

・リードしている敵チームが試合終盤に時間稼ぎ。

・試合後に病を抱えたキャラが復帰の決意を語る。

 

ここが違うぞ!

キャプテン翼:退場者は一人。

キッカーズ:退場者は二人。

 

キャプテン翼:退場者はロッカールームへ。

キッカーズ:退場者は校舎の屋上へ。

 

キャプテン翼:時間稼ぎのプレーは、主人公の仲間が破る。

キッカーズ:時間稼ぎのプレーは、敵チームの身内の叱咤で止める。

 

キャプテン翼:病を抱えているのはエースプレーヤー。

キッカーズ:病を抱えているのはエースプレーヤーの弟。

 

 

次回は、4巻の「対決‼ 名門・海光学園中学部」の巻より。