【試合概要】
ワールドユース選手権もベスト4が激突する準決勝。
相手は、”将軍”エル・シド・ピエール、”悪童”ルイ・ナポレオンを擁する強豪フランスユースを3-1で破ったオランダユース。
オランダユースとは、ワールドユース前の強化試合で3戦しており、翼抜きの全日本ユースの対戦成績は、1戦目0-6でオランダユースが勝利、2戦目0-7でオランダユースが勝利、翼が合流した3戦目でようやく10-1で勝利した因縁の強敵。
強化試合ではチームにいなかった真のオランダユースキャプテンのブライアン・クライフォートは、若林源三の右腕を破壊した張本人。
クライフォートを加えたトータルフットボールのオレンジ軍団の真の実力とは?
そして、若林は右腕のリベンジを果たせるのか?
と、これまでのパターン通りに試合概要を書いたものの、試合描写はまさかのスポーツ紙の記事風の見開き2ページで終了。
記事によると、延長戦後半に翼くんのスカイダイブシュートがさく裂し、スウェーデンユース戦に続いてのVゴールで、1-0で全日本ユースが勝利したらしい。
オランダユースとは、ワールドユース開幕前からの因縁があったのに……
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想像するに、このときには連載打ち切りがやはり決まっていたんだと思う。
準決勝のオランダユース戦をきっちりやって、決勝前に「おれたちの戦いはこれからだ」で作品が終わるよりは、準決勝をカットして決勝戦をちゃんとやる方が、作品としては良かったと思う。
高橋陽一先生としては苦渋の決断だったんだろうけど。
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記事の写真風のカットから見るに、翼くんを含め、以下のメンバーがオランダユース戦に少なくとも出場していた模様。
大空 翼
若林 源三
日向 小次郎
葵 新伍
次藤 洋
早田 誠
三杉 淳
石崎 了
あと三人は不明ながら、我らが石崎くんは出場していることを確認。
結局のところ、ワールドユースでは、石崎、三杉、次藤、早田の4バックは不動だったみたい。
なお、オランダとは2年後のマドリッドオリンピックで激突。
こちらは試合がちゃんと描写された。
マドリッドオリンピックでの対決では、スパイラルターン、スパイラルシュートといったクライフォートのプレーに翼くん、若林くんが出し抜かれた形になるんだけど、ワールドユースでの対決では、クライフォートはこれらのプレーをやってなかったんだろうか?
どう見ても、翼くんたちのリアクションは初見っぽく見えたけど。
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何にしても、オランダユースを破って、決勝進出した全日本ユース。
次回はブラジルユース戦。